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小説やイラストの投稿頻度は人気にどう影響する?毎日投稿に意味はあるのか

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

 

以前、作品の投稿時間についての記事を取り上げたことがあります。

今回はこれに関連して気になるであろう「投稿頻度」についてお話します。

投稿頻度が、作品の人気とどう関連してくるのかを知りたい方は必見です!

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作品の投稿頻度は高いほうがいい?人気との関連性

作者のライフスタイルによって、作品をどれぐらいの頻度で投稿するのかは変わってきます。

一日に一回する人や、二日や三日に一回ぐらい投稿する人もいるでしょう。

もっと間隔があけば、一週間や一か月に一回の更新ペースの人もいます。

 

さて、ここで気になってくるのが投稿頻度と人気の関連性です。

投稿頻度の多さは人気にどれほどの影響を与えるのかを考えていきましょう。

投稿頻度の高さは人の目に触れる機会を増やす

小説でいえば「小説家になろう」や「カクヨム」、イラストであれば「pixiv」「ニコニコ静画」などの大手サイトには、今この瞬間にも多数の作品が投稿されています。

その中でも人気ジャンルとなると、さっき投稿した自分の作品があっという間に二ページ目に追いやられてしまうことは少なくありません。

 

そこで投稿頻度が関係してきます。

一日に一回投稿するのと、一週間に一回投稿するのとでは見られる確率が大きく変わってきます。

一週間に七回トップページに載るのと、一回トップページに載るわけです。

投稿頻度が高ければ高いほど、人気を得るための前提条件である「誰かに見られる機会」が単純に増えるのです。

高い投稿頻度は作品が続く意志を明示できる

web小説で読者が恐れているのが「エタる」ことです。

エタるとは作品が更新されなくなることで、そのまま未完の状態になってしまうことを意味します。

 

これはイラストでも同じことが言えます。

漫画形式だと小説と同じようにストーリーがあり、続きを期待するでしょう。

イラストであっても、各作品に関連性があればそこにはストーリーがあります。

それらが途中で終わってしまうと、やはり読者としては寂しいはずです。

 

作者側が想定している以上に、読者は「エタる作品」を恐れています。

実際にエタることはなくとも、投稿・更新頻度が低ければ「エタったんじゃないか」と胸がざわつくのです。

一週間ならまだしも、一か月に一回の投稿頻度となると読者の中には「もうエタったと思ってた」と、作品がもう更新されないものだと決めて離れていってしまっていることも多いのです。

それを踏まえると、投稿頻度の高さで読者に「エタってないぞ」と明示することができるのです。

話数やシリーズの数が増える

見る人の価値観の違いで賛否は分かれるでしょうが「見かけの続いている数」は大なり小なり作品の人気に影響を及ぼします。

これはどういうことかというと、一週間を基準に考えて「毎日投稿で七話続いている作品」と「長めの一話だけの作品」では前者のほうが手に取られやすいです。

トータルの文字数に違いはなくとも、話数に差があれば見られるかどうかが変わってきます。

 

イラストも同じで「並の力で描いたいくつかの作品群」と「全力で描きあげた一作品」では前者のほうがトータルの人気を獲得しているケースが多いです。

 

極めたものを単発で出すより、そこそこのクオリティの作品をたくさん定期的に見たいという人が多いのかもしれません。

 

あと、一回に得られる人気には頭打ちがあるのではないかと個人的には考えています。

例えばその頭打ちがTwitterで考えると一万リツイートだとして、渾身の作品では一万リツイートが限界ですが、一つで千リツイートされるような作品を十五作品投稿すればトータルで一万リツイートより多くの一万五千リツイートがされることになります。

これは極端な例ではありますが、分散することで頭打ちの上限を突破できるのではないかというのが、私の仮説です。

特に狭いジャンルであればあるほど、その傾向は強くなるはずです。

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毎日投稿や毎日更新がいいのか?考えるべきこと

ここまでの解説を見ていると、毎日投稿の方がいいのではないかと思うことでしょう。

確かに毎日投稿ができるのなら、そのほうが良いに決まっています。

しかし、いざやってみるとわかると思いますが、毎日投稿は想像以上に厳しいものなのです。

もはや仕事、到底趣味などと呼べるものではなくっていくのが毎日投稿なのです。

 

それでは毎日投稿をする上での注意点や、毎日投稿ができない人はどうすればいいのかについてお話しますね。

投稿頻度とクオリティは関係することがほとんど

一日で一つの作品を完成させて投稿するのは、作品のクオリティが落ちがちです。

そうはならない人もいますが、多くの場合はそうなってしまうのです。

 

それはなぜか。

毎日投稿をするとクオリティが落ちるというより、毎日投稿をすることに意識を削いでしまうとクオリティが落ちると表現したほうが正しいのかもしれません。

毎日投稿をすることを意識しすぎると、作品が未完成の状態でも「あぁ、もう日付が変わってしまう……えぇい!今日はこのまま投稿だ!」と毎日投稿をしたいがために中途半端な状態の作品を投稿するようになってしまうからです。

 

あとは単純に作品に費やせる時間が減るので、クオリティが落ちやすくなるでしょう。

確かに読者の目に触れることは大切ですが、ブックマークやコメントなどその次のアクションをしてもらえなくなります。

毎日投稿ができない人へ

仕事であっても毎日投稿をするのは難しいです。

趣味でやっている人や、副業として本業とは別にやっている人にとってはとんでもないことでしょう。

 

よく作業の時間を作るために「無駄な時間を過ごさないようにしましょう」と言われることがありますが、無駄な時間がなく詰め詰めで作業をしていては人間は壊れてしまいます。

無駄なのは確かにその通りなのですが、心のバランスを保つのには重要だったりします。

 

では改めて、毎日投稿ができない人はどうすればいいのか。

 

まず考えられるのが「投稿先を増やす」ということです。

例えば、これまではpixivだけに投稿していた作品をニコニコ静画やSNSに投稿するのです。

そうすれば、その数だけ見てもらえる機会が増えます。

確かに手間が増えますが、作品を一から作りあげるのよりは短時間です。

 

次に考えられるのが「宣伝を繰り返すこと」です。

自分の作品を宣伝をすることが恥ずかしいことのように思う人もいるでしょうが、少ない投稿数で見てもらおうとなると宣伝は必須です。

これを行う場は主にSNSになりますが、サイトでも「小説家になろう」の「活動報告」のようにお気に入りに入れている人が見てくれるであろう場が用意されていることがあります。

そこで、作品を投稿せずとも「○○を投稿したので見てください。次回は○○頃になります」と宣伝すれば、読者も「続けてくれるんだな!」とわかってくれます。

 

根本的な話になりますが、例えば小説で考えると「一週間に一回、一万字の投稿」と「一週間に一回、千文字の投稿」では、当然ながら後者のほうが毎日投稿に対抗するのは難しいです。

一つ一つのクオリティが高いのが投稿頻度の低い作品が人気を獲得する理由であり、並のクオリティの作品では投稿頻度の低さは如実に不人気に響いてきます。

上記の投稿頻度の低さをカバーする対策も、クオリティが低ければ効果を発揮することはできません。

 

なので投稿頻度の低い人は更に投稿頻度を下げても構いませんから、一つの作品のクオリティを上げることから始めてみてください。

二日に一回ペースで更新していたのが一か月に一回になるならまだしも、元から隔週ペースだった更新頻度が一か月に一回になってもさほど影響は出ないはずですから。

その上でご紹介した対策の方を行っていただければと思います。

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さいごに

今回は「投稿頻度」についてお話してきました。

先ほども申し上げたように、投稿頻度を意識しすぎてがんじがらめになるのは良いことではありません。

しっかりと何日に一回と決めてしまうのではなく、だいたいこれぐらいに一回ぐらいとアバウトに考えるのが精神衛生上よく長続きするコツでしょうね。

 

それではまた次回お会いいたしましょう。

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