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「小説家になろう」などのweb小説サイトに小説を投稿する時に考えなくてはならないのが文字数です。
今回はこの「web小説サイトに相応しい文字数」についてお話したいと思います。
どれぐらいの文章量が多くの読者に読んでもらえるのかを知りたい方は必見です！
文章量は多い方が良い？少ない方が良い？
文字数はどれぐらいがいいのだろうとweb小説サイトを巡回していても、文章量はそれぞれ異なっており、難儀することでしょう。
文字数の多い作品、文字数の少ない作品にはどちらも一長一短の性質があります。
まずそちらについて見ていきましょう。
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文字数の多い作品のメリットとデメリット
人によってどれだけの文字数であれば多いと感じるかは違いますが、ここでは大体8000文字以上を仮定しています。
1話につきこれだけの文章量を誇る作品は、全体から考えると少数派です。
文字数が多いと、読者は中身の濃さを期待して目を通してくれます。
それに加え、作者のやる気を同時に感じさせることができるのです。
１話が長ければ、それだけ作品に触れている時間も長くなるので、読者の作品に対する没入感を深め固定読者になってくれることも期待できるのです。
その反面、文章量が多いことによる弊害も考えられます。
まず読者側からすれば、硬めの文章であると集中力が持たずに途中で離脱してしまうのです。
人間の集中力は作業内容や個人によって差はありますが、存外短いのです。
余談ですが、当サイトの文章量を少なめにしているのはそのためだったりします。
次に作者側からすれば、１話ごとの執筆負担が大きくなります。
例えば1話8000字だとすれば、1話2000字の作品に比べ4倍分の作業量が必要になります。
特に序盤では更新速度が人気に直結するため、1話ごとの負担が大きいと途中で執筆を投げ出してしまう可能性があるのです。
[関連記事]なろう小説や漫画を完結させるのは何故難しい？原因や解決策を解説！
文字数の少ない作品のメリットとデメリット
文字数が少ないと思うのは、1000～2000字あたりでしょうか。
サイトによっては最低文字数を満たさなければ投稿できないところもあり、そのラインを想定していただければと思います。
文字数が少ないことに対するメリットとしては、読者の目に触れる機会を増やせることが挙げられます。
これは一番のメリットと言えるでしょう。
1話ごとの文字数が少なければ、それだけ多くの話数を書くことができるので、同日に複数回投稿することができるのです。
web小説サイトは投稿される作品数が多いので、すぐに埋もれてしまいます。
なので投稿回数を増やすことでトップページに頻繁に掲載されて、少しでも多くの読者に見てもらえるようになるです。
一方、デメリットも存在します。
文字数が少なければ、変なところで話が切れてしまいやすく、読者が作品に没頭することが難しくなります。
特に「元は8000文字あった作品を1000文字×8話にする」のように、元の話を分割してしまうと余計にぶつ切り感をおぼえます。
それに文字数が少ないとサイトの常連や作者兼読者のような人たちには、上記のメリットとして紹介した戦略が露骨に伝わってしまいやすく嫌悪されることもあるでしょう。
web小説サイトのオススメの文字数
文字数が多いことと、少ないことに関するメリットとデメリットを踏まえて、相応しいと考えられる文字数について結論を出します。
最適な文字数は3000～5000字
結論として、web小説サイトに投稿する作品の1話における文字数は3000～5000字程度が相応しいと考えます。
これはリスクを避けた結論ですので、メリットもデメリットも特にありません。
一度、実際にこのぐらい書いてみてご自身で読んでみることをオススメします。
そうすると「丁度よさ」を感じ取られるかもしれません。
あくまでも一つの目安ですから、例えば投稿した後に改訂して文字数が少なくなったり多くなったりしたところで気にする必要はありません。
また、1話ごとの文字数はできる限り同じぐらいにした方がいいでしょう。
その方が読んでいる側からしてみると、同じペースで読むことができるので助かります。
ただ、その時その時の盛り上がりでついつい文章が長くなる時はあると思いますので、そういう時は無理に流れを切ってしまうのは勿体ないのでそのままで良いでしょう。
さいごに
今回は「web小説サイトに相応しい文字数」についてお話してきました。
例え1000字であっても、毎日コンスタントに書き続けるのは難しいものです。
先ほど申し上げように、更新速度は人気を得るのに重要な要素です。
一番危惧されるのは作品を執筆をやめてしまうことですから、自分のモチベーションとも相談して文字数を決めていきたいですね。
それではまた次回お会いしましょう。
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