こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。
度々当サイトの読者層であると想定しているオタクについての記事を執筆しました。
しかしまだ多くの人が当てはまるであろうオタクの分類を取り上げていませんでした。
それが今回ご紹介する「夢女子」についてです。
夢女子とは何かを知りたい方や夢女子キャラとして創作に取り入れたい方は必見です!
夢女子の意味とは?特徴を列挙
夢女子という言葉はご存知でしょうか。
女性オタクの方であれば常識でしょうが、男性オタクの方にとっては馴染みが無く知らなかったという方もいらっしゃることでしょう。
夢女子の意味とは「キャラクターに対して恋愛をする女性オタク」を指します。
ではどのように恋愛をするのか、どんな考え方があるのかなど夢女子の特徴を一緒に見ていきましょう。
女性主人公に自己投影する
女性向け作品ではBL以外はおおよそ女性主人公ですよね。
夢女子はその女性主人公を通して自分が周囲のキャラクターとの恋愛を楽しみます。
女性主人公はあくまで女性主人公として見ていて、自分ではないという楽しみ方をする人はまた別のタイプということでしょうか。
ここは少し個人間で夢女子の定義が異なるように感じます。
自身を模したオリジナルキャラクター
先ほどの女性主人公では自分を投影できなかったり、BLや元から女性の主人公がいない作品に対しては「オリジナルキャラクター」ということで自己投影を行います。
これもオリジナルキャラクター=自分ではないとしている人もいらっしゃいますが、オリジナルキャラクターの名前をユーザーネームにしている方はまず夢女子と言えるでしょう。
女性主人公に自己投影夢女子が多い中でオリキャラに自己投影する夢女子の数は少なめですかね。
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腐女子とは異なるのが夢女子
ここまでご覧になってきた方はもうおわかりでしょうが、夢女子とは以前にご紹介した腐女子とは全くもって別のタイプだということです。
腐女子は「男性同士の恋愛を見て楽しむ女性オタク」ですからね。
なので特に男性に多いですが両者を混同しがちです。
しかし一緒にするというのは非常にまずいでしょう。
腐女子や夢女子の中にはごっちゃにされると腹が立つと感じる人は少なくありません。
ですので創作に腐女子キャラや夢女子キャラを登場させる場合は間違えないようにしましょう。
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その他いろいろな夢女子
冒頭に夢女子の意味について「キャラクターに対して恋愛をする女性オタク」としました。
そうです。対象となるキャラクターには性別を問うておりません。
そのキャラクターというのが女性だったり無性だったりしても成り立つというわけですね。
宝塚などが好きな女性ファンの中には頷ける方もいらっしゃるでしょう。
そして男性オタクにも似たようなことが言えます。
男性オタクは女性キャラに恋をする人のことをとりわけ名称を設けることは文化としてはありません。
いえ、厳密に言うと名称はあるもののわざわざ住み分けを行っていないといった方が正しいでしょうか。
男性オタクがカッコいい男性キャラや女性キャラに恋をした時に「~の夢女子になった」という表現を使うことはあります。
カッコいいキャラを前にすれば誰だって乙女になるということですね。
夢女子キャラを創作に活かすにはどうすれば良いか
夢女子の特徴を一緒に見てきました。
だいたいどんな感じの人たちなのか掴めたでしょうか。
さてこの夢女子は創作のキャラクターとしても活用することができます。
どのようにすれば夢女子キャラを活かせるかを考えていきたいと思います。
夢女子キャラを主人公にする
夢女子キャラというくくりで登場するキャラクターは主人公であることが多いでしょう。
ありがちなのが「漫画やアニメでのイケメンとの恋愛を夢想していたら現実に彼に似たキャラが現れた」というもの。
これは性別を逆転させれば男性向けにもよくある設定ですよね。
一番違和感なく夢女子という設定を活かせます。
あとはオタク趣味としての色付けでしょうか。
現実の恋愛云々抜きにしてオタク活動の描写として夢女子要素を入れるということです。
恋愛物よりギャグ物の創作で見かける設定でしょうか。
特に恋愛を主軸にした創作では「創作と現実の恋愛の違い」や「創作での経験が現実で活きたシーン」を意識して描写したいですね。
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夢女子をサブキャラにする
一方でサブキャラを夢女子設定にするのはやや難易度が高いでしょう。
少し考えてみて下さい。
女性オタクキャラといえば圧倒的に腐女子率が高いとは思いませんか?
腐女子キャラはそれだけ扱いやすいんです。特に男性向け作品では。
なぜならギャグ特化のBLネタというのはネットをしていればわかると思うのですがウケやすいんですよね。
それに「夢女子」いう言葉からして男性にとってはピンと来にくく、腐女子である方が女性オタクという印象が強いんですね。
かと言って女性向け作品では、サブである夢女子キャラが「私と○○(作中の男性キャラ)最高」みたいなセリフがあれば、それは主人公に自己投影している読者から反感を買う恐れがありますよね。
ではどうすればよいのか。
男性向け創作では「男性主人公×夢女子キャラの創作をする夢女子キャラ」を採用するのがオススメです。
これなら夢女子である意味がありますし、主人公を含んでいるので疎外感も無いでしょう。
腐女子キャラの面白さに勝つには、この妄想具合を振り切らせるのが良いでしょう。
女性向け創作では「劇中の創作キャラ×夢女子キャラの創作をする夢女子キャラ」が良いでしょう。
夢女子キャラがその場のキャラではなく、創作の中の創作キャラに恋をしているということです。
こうすることで夢女子読者が恋をしている可能性のある男性キャラには関与せず、かつ共感をおぼえやすい夢女子あるあるなどで楽しむことができます。
ただサブカップリングということで最初から「この男性キャラはこの夢女子キャラとセット」として登場させるならこの限りではないでしょう。
さいごに
今回は「夢女子」についてお話ししてきました。
腐女子は夢女子とは異なりますが、腐女子であり夢女子でもある人もいますよね。
趣向は広ければ広いほど楽しめる量が増えますよね。
できることなら趣向を広げて色々な創作に触れていきたいものです。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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