こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
以前にご紹介した腐女子についての記事やオタクについての記事を書いているときに「そういえば、この用語って知っている人って増えたのかな?」と思い今回取り上げることにしました。腐女子について オタクについて
その用語というのはタイトルにもある通り「スパダリ」です。
人気の出やすい魅力的な男性キャラクターを創作したい方は必見です!
スパダリの意味とは一体何なのか
私が始めてこの用語を見かけたのは確かtwitterをしていてTLにイラストが流れてきたときに偶然発見して、
「スパダリ……なんだそれは……?」
と思い調べて知ったのがきっかけでした。そのイラスト自体はBLでは無かったのですが、BLに多く使われる単語だということが分かったんですね。もちろん夢女子も使うらしいですが。
それでこのスパダリとは「スパーダーリン」の略称です。
そう聞くと分かった方もいるんじゃないですかね。
意味としては「高学歴・高収入・高身長のイケメンでなおかつ包容力がある男性」ということのようです。お金持ちキャラについて
スパダリは何故人気なのか
意味を知った後に気になってpixivで調べてみるとイラストが出るわ出るわ。
どうやらかなり人気のジャンルのようです。
なぜ人気なのかと考えたのですが、正直考える必要が無かったんですよね。
だって中身も外見も完璧で非の打ち所がない男性ってそりゃ人気が出るでしょ……!
ただここでいう男性としての完璧さって人によって理想が違うので、作品ごと同じスパダリというキャラクターにスポットを当てていても描写が全然違うんですね。
先ほど挙げたスパダリの意味ですが、あれも広義的なものでこれといった決まりはないんです。
例えば「高収入」という条件がスパダリの定義に当てはまるかどうかって随分と個人差が出てくるんじゃないかなと思うんですよね。
ですからスパダリを創作に取り入れたいときには「自分の理想のハイスペック男性」と考えればいいんじゃないでしょうか。
スパダリは男女ネタでも使える
スパダリはBL作品に使用されることが多いですがNL(男女)作品でも取り上げられると前述しました。
これは女性向け創作作品の比率でBLが大きいのが理由でしょう。
男性向け作品でも似たような属性の男性キャラは出てきます。こちらは完璧超人で主人公の場合だと「チート主人公」と呼ばれてますね。
ただ男性向けだとチート主人公よりヒロインの女性がスパダリのように完璧超人として登場させるほうがウケはいいはずです。
つまりスパダリの女性版……スパウマ?
いや「才色兼備」と呼ばれるでしょうね。
スパダリを創作に活かす
スパダリの創作への活用方法を考えていきましょう。
まず、タイトルにもある通りスパダリ受けというのはかなりの人気があるようです。最初正直これはピンとこなかったんですよね。
スパダリがBLに人気があるというのは理解できるんですが、受けの方になるとは思っていなかったんです。
なぜならスパダリとは完璧超人の男性ですから「一番男性らしさが備わった男性」というところで攻めになると考えていたんです。
そこでよくよく作品を見ていくと者が伝えたいと考えているであろうキャラクターの魅力の共通点が見えてきたんですね。
それはズバリ「包容力」です。
包容力を存分に発揮するのがスパダリ
そうなんです、包容力だったんです。それに比べて高収入や高身長にクローズアップしている作品が少なかったんですね。
「包容力は母性につながって攻めを優しく包み込む」というのが非常に作者側も見ている側も好む人が多いと感じたので包容力を前面に出していきましょう。
一方NLでは包容力が母性ではなくそのまま力強さや信頼感に直結していると考えられます。頼りがいのある兄貴ポジションのキャラとかは最適でしょう。
スパダリは完璧超人ではあるが
スパダリの創作では当然ですが完璧超人である点がキャラクターの味になるのですが、読者を引き込んでいるポイントは完璧超人な包容力の他にもう一つありました。
それは完璧超人の不意に見せる弱さです。
完璧超人であるがゆえに何でも解決してしまうのですが主に恋愛に関してはそうはいかないというところが弱点として魅力として昇華されているケースが見うけられました。
これはある意味で人間らしさが強調されて読者の共感を呼びやすいのではないでしょうか。
ですからスパダリを描写するときには少しの弱さも加えるとキャラクターの魅力がぐっと上がるでしょう。
まとめ
今回はスパダリについてお話してきました。
完璧超人は現実ではなかなか難しいですから、創作で実現したくなりますよね。またtwitterなどで用語を見かけた時は取り上げたいと思います。
こちらは今回ご紹介したスパダリを考える上で参考になる作品です。ぜひご覧ください。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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