前作主人公の扱いに正解はあるのか?敵にするのか弱体化させるのか?

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

創作は生涯一つの作品で終わることはほぼ無いでしょう。

全く世界の異なる作品をつくることもあれば、続編や関係性を匂わす作品をつくることがあるでしょう。

今回は以前作っていた作品が現在作っている作品に関係する場合に考えておきたい内容です。

それが「前作主人公」です。

扱いの難しい前作の主人公の演出方法を知っておきたい方は必見です!

前作主人公は何故人気なのか

前作主人公という登場のさせ方は多くの作品で見られます。

それほど人気のある設定ということでなのでしょうが、果たして前作主人公のどういうところが読者を惹きつけているのでしょうか。

いくつかポイントを挙げて考えていきましょうか。

前の物語で培われた実力が見れる

前作主人公は前作の経験から強力に描かれることがあります。

経験の浅い現主人公に対して、数々の試練を乗り越えてきた前作主人公はとても頼りがいのあるキャラクターとして読者に認識されることでしょう。

未熟な現主人公の行動に助言したり、ピンチを救ったりと先輩らしさが存分に発揮されます。

前作主人公を知っている読者は「最初の頃とは見違えるように頼もしくなったなぁ」としみじみと感じることでしょう。

それはまるで親が成長した子供を見るかのように。

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安心感を得られる

現主人公が活躍する物語は最初の頃は読者にとって新鮮ではあるものの、同時に愛着の薄いものでしょう。

しかし長い間見てきた前作の主人公が登場すればどうでしょうか。

お馴染みのセリフにお馴染みの表情。見知った仲間たちもいるかもしれません。

やはりそういう構図を見ると読者は安心するわけです。

あ~やっぱりこの雰囲気だよなぁ……」と。

しかし後ほどまたお話しますが、あまり前作の空気に頼りすぎるのはよくないでしょう。

あくまでもこれは現主人公の物語ですからね。

前作主人公との因縁が果たされる

前作で決着のつかなかった敵とのバトルも人気が高いですよね。

お互いに時間が経過して更に強くなった状態で因縁を果たし合うわけです。

先輩っぽくクールに振舞っていた前作主人公が因縁の相手に遭遇した途端、前作のような熱い性格を露わにしてぶつかり合うのはかなり燃えますよね。

因縁とはバトルだけに留まりません。

好きだった相手に時を経て会うことも同じく盛り上がるポイントでしょう。

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前作主人公の扱いについて

さておおよその人気の理由を考えたところで、実際によくある前作主人公の扱いを考えていきます。

またその扱いの改善点も同時に解説していきます。

あなたの創作での前作主人公の扱いに参考としていただければ幸いです。

前作主人公が現主人公より目立つ

作品の中には作者が前作主人公への愛情が大きすぎたり、評判を考慮した結果「前作主人公が現主人公より目立ってしまった作品」が存在します。

先ほど触れたように、今の物語は今の主人公のものです。

前作主人公がお株を奪ってしまうと前作主人公が主人公になってしまいます。

それを望んでいる人もいるのでしょうが、多くの人は今の主人公や仲間たちが紡ぐ物語を見たいから見ているはずです。

前作主人公は人気があるのですから、少しの描写でも本来は十分なのです。

例えば後ろ姿だけだったり存在を匂わせたりするだけでも読者はワクワクすること間違いないはずです。

前作主人公が弱体化している

では現主人公とのバランスをとるために前作主人公を弱体化させるのが正しいのか。

これに関しては作者の苦肉の策ではあると思いますが、読者からしてみれば

前作主人公が弱くてみっともない姿になるぐらいなら出さなくていい

という考えがほとんどのはずです。

なぜならバトル物の魅力の一つは成長することにあります。

確かに老化による弱体化には哀愁が感じられたりして魅力がありますが、まだ若くてそんな心配もないはずなのに理由もなく弱くなるのは非常に残念に感じるでしょう

現主人公とのバランスを考えたいのであれば、前作主人公の役割で解決できます。

例えば現主人公が雑魚敵に囲まれて苦戦しているところに、颯爽と前作主人公が現れて「あとは任せろ。お前は行くべき所に行け!」と現主人公がボスの元へ行くための道を切り開く役割です。

これなら現主人公は前作主人公に尊敬を抱きながらメインディッシュであるボスとの対決に挑めますし、前作主人公は力を存分に揮って敵を倒し先輩としての力量の差を見せつけることができます。

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現主人公と前作主人公が敵対している

このパターンが好きな人は非常に多いと思います。

新旧対決というのは古今東西で人気の高い展開です。

しかしながらこの展開はとても扱いが難しいのです。

その理由は「どちらが勝っても負けても後味の悪いものになる」というところです。

前作主人公が現主人公に勝ってしまうと、「物語の主人公なのに現主人公負けるのかよ」と言われます。

逆に現主人公が前作主人公に勝ってしまうと、「先輩なのに負けるのかよ」と言われてしまうでしょう。

どちらに転んでも批判が吹き荒れる可能性があります。

これに対しての解決策としては「決着をつけない」ということです。

逃げのように思えるでしょうが、これが最善策です。

結局のところ読者が見たいのは新旧の戦いの過程であり、どちらかが叩きのめされた結果ではないはずです。

一通り戦いの場面を見せたあとは和解するか、お互いが戦っている場合ではない事態を別で起こして休戦させる展開などが良いかと思います。

さいごに

今回は「前作主人公」についてお話してきました。

前作主人公も現主人公も作者にとっては大切なキャラクターですから、どちらの評価も上がるような演出を心掛けたいですね。

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それではまた次回お会いしましょう。

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