なろう系小説はひどい?書籍化やアニメ化もされる中でどうして!?

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)フォローして……

私は以前小説を書いていました。

手書きではなくネット上に書き込み公開していたんですね。

今では知らない人も少なくなったであろう「小説家になろう」というサイトです。

他にも「アルファポリス」だとか「カクヨム」といったweb小説を公開できる場を知っている人もいるでしょう。

最近じゃ書籍化されアニメ化もされる作品も随分と多くなりました。

そんな中で目の当たりにするのが

なろう作品はひどい

という評価です。

一体なぜこのような評価がされているのでしょうか?

今回は原因や改善策を考えて、なろう小説をはじめとする創作に役立つ考え方をお話したいと思います。

なろう小説がひどいと言われる理由

なろう界隈だけではなく、どんな創作界隈でもいい評価もあれば悪い評価もあります。

「なろう小説がひどい」という評判を知るだけで完結するのではなくて、理由をしっかりと考察して改善策も考えていきましょう。

まずは酷評を受ける理由をいくつかピックアップしていきますね。

理由①文章が稚拙すぎる

これはよく言われることですね。

SNSや掲示板で話題に上がるのが擬音語を多用したなろう小説です。

ガシャーン」や「ドカーン」といったようにバトル物での描写を擬音を使いすぎることで稚拙さを感じさせてしまうようです。

あとは繰り返し繰り返し同じ単語を使用して文章がごちゃごちゃになったり、独自の造語を多用して読者を置いてけぼりにしたりするというケースが話題に挙げられます。

この原因として考えられるのは「誰でも気軽に参加でき」というweb小説サイトの特徴です。

web小説には手間暇が少なく文章に明るい人から今まで物語を書いたことのない人まで様々な人が分け隔てなく参加できます。

そして爆発的ななろうブームによりサイトを利用する人口も比例して大きくなりました。

その結果、文章を書くことに不慣れな人の作品も多く目につくようになり、それらが書籍化されると注目され「不慣れな人が書いた」という前提を知らない人を中心に批判されやすい環境になっているのです。

文章が下手な人の小説って書籍化されるほどの人気がとれるのか?

そう思った方もいるでしょう。

しかし、なろうで人気を得るのに文章の巧さはさほど重要ではありません。

要となってくるのは「直感として感じられる面白さがある」「共感性が高い」「人気テーマを扱っている」などです。

ですから文章を書くのが不慣れな人の作品であっても、なろうで人気が出た結果書籍化やアニメ化といったように別のメディアに進出することができるんです。

理由②展開がテンプレ

続いてはこの問題。よく言及されます。

先ほど申しあげたように、なろうで人気を得るには「人気テーマ」を扱うことは近道なんです。

例えば以前ご紹介した「悪役令嬢」や「異世界転生」はその筆頭でしょう。

逆にそれら以外のマイナーテーマで人気を取るのは非常に困難になっているのです。

どれだけ面白い作品を書いても、まず第一に見てもらえなかったら「続きを書こう」と思えないんです。

そしてテーマだけではなく物語の展開すらも人気の出やすい構成が存在していて、どの作品も同じようなストーリーになってしまうんですね。

そうした作品を見た読者は

またこの展開か」「これ前も見たぞ

といったようにマンネリ感を抱いてしまうんです。

このようにマンネリ感を嫌う読者がいる一方で、このマンネリ感が好きな読者も大勢いるんですよ。

一種の「安心感」とでもいいましょうか。

読んでいて特別に心が躍り上がることは無いけれど、かといって落胆することもなくまずまず読みきることができる作品を求める。

そういった読者がなろうにはたくさん存在するので人気がとれるわけです。




なろう批判を受けての考え方・改善策

主によく挙げられるポイントは上記2点だと思います。

それでは問題に対しての考え方と改善策を考えていきましょう。

「理由①文章の稚拙すぎる」という点について

ストーリーのある文章を書いたことのない人の文章力が低いのは当然のことであり、仕方がないことです。

作者側にできることは執筆の積み重ねでしょう。

書けば書くほど文章を構成するスピードや正確さは向上していくものです。

そうは言えど自身の作品を見て「いつまで経っても下手だな」と思うかもしれません。

しかし最初の一話を見返して比較したとき、それより劣っていることは無いはずです。

たとえ文章力ゼロより下のマイナスからのスタートであろうが、そのマイナスの数値は確実に小さくなっているんです。

やがてマイナスはゼロに、ゼロはプラスになっていきます。

「理由②展開がテンプレ」という点について

考えて欲しいのは小説をアップする理由です。

好きに作品を書きたい」のか「評価・人気を得たい」なのか。

どちらが良いという話ではないですよ。

私が言いたいのは「好きに作品を書きたい」と考えていたのに、評価を気にしだして他の人の作品の設定をもってきてしまう……ということの勿体なさです。

テンプレが良い悪いではなくて、自分が書きたいと考えていた作品に他の人の作品の味を入れてしまうのは本来の意志に背いていますよね。

それでは折角築き上げた貴重なオリジナリティが損なわれてしまいます。

好きに作品を書きたい、最後までその気持ちを大切にしてくださいね。

逆に「評価・人気を得たい」という人はトレンドを研究しましょう。

流行りのテンプレを追うのではなく、誰もが真似したくなるテンプレの先回りができるようになるのが理想的ですね。

テンプレ流行の遷移は、ある程度同じテンプレがループしている時があるのでそこを突けるといいでしょう。

なろう批判は出版社やアニメ会社と関係する

なろう作品の批判は主に作者が一身に受けています。

私自身創作をしていて、創作を応援する身としては辛いです。

なろう作品批判の背景には作者やサイトだけではなく、出版社やアニメ会社が大きく起因しているとも考えています。

コンテンツの消費速度の速さから次から次へと出版しなければ売り上げを得られない出版社が、まだ煮詰めきれていない作品を早々に出版するケースが多いんです。

俗にいう「青田買い」ですよね。

なろう作者はアマチュアの人口が圧倒的に多いですから、プロに執筆してもらうより安く依頼できますし、売り上げが芳しくなければバッサリと切ればいいという出版社の風潮があります。

作者側も「切られる」「利用されているだけ」とわかってはいるものの、「自分の書いた文章が本として出版される」と聞けば頷いてしまいやすいのです。

アニメ化もその延長ですよね。

そうして世にはクオリティを上げる時間が十分にかけられていない作品が氾濫することに繋がっているのです。

ですから作者の方は「出版」という文字だけに踊らされずに、「もう世に出してもいい完成度に達しているか」「条件は好ましいか」「これからも書き続けられるか」ということを総合的に判断して良い出版社と後悔しない交渉に臨んでください。

まとめ

今回は「なろう作品がひどい」と言われる理由と改善策をお話してきました。

批判されることについては度が過ぎていない真っ当な指摘であれば、きちんと受け止めて作品に活かせるようにしましょう。

最初はグサッと心に刺さるかもしれないですが、後から振り返ると良い作品になったきっかけになることがありますからね。

それではまた次回お会いしましょう。

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