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物語の主人公については幾度もご紹介してきました。
他の記事で数回触れてたものの、実はまだ詳細を解説していなかった主人公のあるタイプが存在するのでご紹介します。
今回ご紹介するのは「鈍感キャラ」についてです。
鈍感キャラが流行っているのはわかっていても活かし方がわからないという方は必見です!
鈍感キャラの特徴とは?
鈍感キャラって創作では定番ですよね。
特に男性主人公が鈍感であるケースが本当に多いです。
ではそれら鈍感キャラの特徴を改めて整理していきましょうか。
原則として男性主人公を念頭に解説している関係でヒロインという呼称を使用していますので、異なるのであれば自身の創作ジャンルに合わせて置換してください。
恋愛感情を向けられているのに気づかない
鈍感キャラがそう言われる所以の最たるものは「他人の感情に疎い」というところでしょう。
特に恋愛感情についてです。
恋愛感情に疎いからこそヒロインはどんどんアプローチをしなければいけなくなるのですが、それが読者にとっては楽しみになるということでもあるでしょう。
恋愛創作では恋愛が成就することを目的とした作品が多いために、成就までの話数を調整するためにも鈍感主人公は有用なんですね。
ヒロインもシャイな性格のキャラが多いですから一回好意をほのめかして気づかれないと察するとしばらくは直接的な告白は避ける点も成就までの話数を引き延ばす要因になります。
恋愛でない感情に鈍感なキャラ
鈍感キャラは恋愛だけに該当するわけではありません。
恋愛以外の感情に疎いキャラクターも鈍感キャラと言えるでしょう。
例えば他人の喜怒哀楽に鈍いキャラですよね。
ボーっとしている雰囲気で話しかけても聞いてるんだか聞いてないんだかわからないような返事をしてくるような感じです。
特に女性の天然系や電波系のキャラクターとは親和性が高い設定だと思います。
一方で殺人鬼キャラで病的に人の心がわからない場合が当てはまるでしょう。
鈍感キャラというよりはサイコパスと表現されるケースが多いですね。
人を追い詰めてその人が恐怖しているのに喜んでいると解釈してしまうようなことがあるかもしれません。
[関連記事]創作ネタ「サイコパスとは何か?特徴を掴んでキャラに活かそう!!」
鈍感キャラが何故嫌われるのか
鈍感な人というのは現実でも苦手だと感じる人はいますよね。
同じように創作の鈍感キャラも嫌いだと感じる人が存在するのです。
その理由としては「明らかに聞こえているであろうことを聞き逃す鬱陶しさ」が一番でしょう。
このことから「難聴系主人公」と揶揄されることもあります。
もはや鈍感がどうとかそういう次元の問題ではなく、聞こえていないに等しいようなリアクションが目立ったために読者のヘイトをかったのでしょう。
ですから度の過ぎる鈍感っぷりは自重し、重要な場面ではいつもとは違い冴えているようにキャラを動かした方がいいのではないかと考えております。
[関連記事]うざいヒロインとはどんなキャラ?避けるべき特徴や嫌いになる理由!
鈍感キャラを創作に活かす際のポイント
鈍感キャラの特徴を整理したところで、次は彼らを創作でどう活かすのかを考えていきたいと思います。
バトル物と恋愛物にわけて解説していきますね。
バトル物での鈍感キャラ
戦いにおいて鈍感であることはとんでもない短所に思えるでしょう。
事実、何事にも敏感であった方が戦局を見極めることができるはずです。
しかし創作ではそういかないのが面白いところであり、時に鈍感であることはバトルを勝ち抜くポイントになることすらあるのです。
例えば鈍感であるがゆえに相手からの心理攻撃に対して大きな誤算を与えることができます。
そして本来であれば戦う中で生まれるであろう葛藤も無く、罪悪感に心を病むことすら無くなるのです。
あとは「どう考えても死ぬだろう」という危機ですら持ち前の鈍感さで打開することも考えられます。
創作であるが故の奇天烈なバトルスタイルが確立できるので鈍感キャラに戦わせるのは面白い展開になるかもしれません。
[関連記事]自虐ネタの面白さとは?その心理やキャラに対しての扱いについて!!
恋愛物での鈍感キャラ
恋愛物で鈍感キャラは人気……というより前述したように作品の尺を調整できるという点で作者に人気です。
では読者から鈍感キャラに対して魅力を感じてもらうにはどうすればいいのかですよね。
「実はわかってるのに鈍感なフリをしているキャラ」は確かに人気が出そうに思えるのですが、実際の所はそうとは言いづらいですね。
結局自分の保身のために好意から逃げているだけですから。
となるとやはり「普段はぽけーっとした鈍感だが恋愛になると察しが良いキャラ」が一番なのではないかと思います。
どうしても恋愛と鈍感のシナジーは良いとは言えないですからね。
一回や二回ならまだしも毎回毎回鈍感さを発揮されては読者がしびれを切らすでしょうし。
こと恋愛に限ってはいっそのこと「恋愛に過剰に敏感なキャラ」ぐらい突き抜けた方が面白いかもしれません。
さいごに
今回は「鈍感キャラ」についてお話ししてきました。
「え?なんだって?」というセリフを聞いたことありますかね。
鈍感キャラといえばこのセリフというぐらいによく聞きます。
現実で言ったら本当に愛想つかされそうです……
それではまた次回お会いしましょう。
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