こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
動物は好きですか?
犬や猫はもちろんのこと、いろいろな動物をペットとして飼っている人いますよね。
現実世界だけではなくて創作にも登場する動物たちは、場の演出としてではなく時にはメインを張ることがあります。
今回はその中でも人気の「妖狐」についてお話します。
神秘的な妖怪を創作に採用したい方は是非参考にしてください!
妖狐の意味
妖狐とは狐の妖怪です。他の呼び方では「化け狐」というのがありますね。
人間をたぶらかせる妖怪で変身を得意としていることが多いです。
妖狐の種類は一つだけではなく、いくつか種類があるので紹介しますね。
妖狐の種類
「野狐(やこ)」
妖狐の中でも一番下のランクに位置していて、まだまだ強力な力を手に入れるための修行段階の妖狐です。
「仙狐(せんこ)」
仙狐は野狐が修行した結果、仙術と呼ばれる高等な術をマスターした妖狐です。仙術というのは不老不死を体現したりできるようです。
「白狐(びゃっこ)」
神社にお稲荷さんっていますよね。白狐がそれに該当し、人々に幸せを運ぶと信じられており体が白い毛で覆われています。非常に美しく創作するのにオススメしたい妖狐です。
「九尾(きゅうび)の狐」
これが一番知名度が高い妖狐だと思います。人気漫画NARUTOの影響が大きいでしょう。
妖狐としての有名どころ「玉藻の前」はこの九尾の狐に該当します。
FateシリーズであるFate/EXTRAのキャスターなど聞き覚えがあるでしょうか。
非常に強力な妖狐として描写されることが多いですね。
妖狐の強さの考え方の一つに「尻尾の数」があります。
尻尾の数が多いほど強力とされていて、その最大尾数が九つなんです。
「天狐(てんこ)」
妖狐の中でも神になった最上位種を指します。上記までの妖狐は悪性の悪狐とされていますが、天狐は善性の善狐とされています。
悪狐では尻尾の数が多いほど強力でしたが、善狐は尻尾の数が少ないほど強力だと考えられています。
ちなみに天狐の尻尾は四本です。
「空狐(くうこ)」
最上位種の天狐が更に生き続けた姿で神通力を得意とします。天狐が1000年程度生きた妖狐を指すのに対して空狐は3000年の時を生き続けます。
善性の善狐なので尻尾の数は最高位を表す0本です。
妖狐を創作に活かす
妖狐の種類を紹介したところで、創作にどう活用できるのかを考えていきましょう。
バトル物と恋愛物にわけて解説します。
バトル物に登場させる
妖狐の能力は全般的に変身を得意として、上位種になればなるほど術を得意とします。
変身能力は人に変身することの他に、石や木などの物に変身できることも念頭に置いておきましょう。
変身することで切迫した戦場をやりすごしたり、敵の陣地に諜報を仕掛けることができます。
術の使用は直接対決する際に有効な手段です。
相手に幻覚を見せたり、金縛りにあわせたり、変身能力を応用して敵の姿を変えたり。
派手な魔法とは違う角度で比較的地味ながらも、確実に相手を追い詰めることができます。
狐としての特徴として俊敏さを武器にするのもいいでしょう。
変身能力や術を絡めて相手を翻弄する策士キャラに向いてそうです。
恋愛物に登場させる
私が妖狐というものを知ったのはライトノベルの我が家のお稲荷さま。だったんですが、妖狐ヒロインってすごく可愛くて魅力的なんですよね。
妖狐は人に化けるという特性上、女体化や擬人化と結び付けられていることが多いです。
狐の耳にモフモフの尻尾。それが妖狐キャラの定番スタイルです。
特に尻尾が重要でしょうね。耳なら犬や猫キャラでも特徴としてありますが、柔らかそうな尻尾は妖狐キャラの特権です。
尻尾の数で強さが決定するという設定を採用するのなら、そこを意識しておきたいですね。
さて恋愛についてですが、人外と人間というカップリングは大変人気の設定です。これは妖狐だけに限ったことではないんですがね。
擬人化に女体化までしてしまったキャラは、人によってはコスプレした女の子にしか見えないと思うことがあるでしょう。
それに対しては「狐状態の描写を増やす」ということで打開できるでしょう。
多くの作品は最初から美少女の状態だったり、最初に美少女に変身してそれからずっとその状態なんです。
そこで狐の状態だったり人間の状態に切り替わる演出を増やすと、読者に「このキャラは狐なんだ」ということを認識させやすくなります。
例えば日頃は主人公の肩に狐の状態になり乗っていて、恋愛描写をしたいときに美少女に変身させるといった感じですね。
美少女や女体化というように女性キャラ前提でお話したのですが、男性キャラが妖狐という設定でも基本は同じです。
まとめ
今回は「妖狐」についてお話してきました。
狐の脚って黒いのであれがニーソックスっぽく見えるんですよね。擬人化するときはその辺の特徴も取り入れるといいかもしれないですね。
以下に妖狐を創作に取り入れたい時に参考になる作品を掲載しておくので、是非参考にしてください。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
コメント
コメント失礼いたします。
お尋ねしたいことがあるのですが、下記記述について引用した書籍や文献は何でしょうか。
>悪狐では尻尾の数が多いほど強力でしたが、善狐は尻尾の数が少ないほど強力
>天狐の尻尾は四本
>空狐の尻尾の数は最高位を表す0本です。
追記
>空狐は最上位種の天狐が更に生き続けた姿
についても。