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創作ネタ「漫画などで活躍する妖怪の種類!キャラクターの魅力とは」

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この河童かわいい

こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)

Twitterをながめていたら手塚治虫さんが描いた「どろろ」がアニメ化されているということで感想が流れていきました。

私も一話見たんですけどまぁ主人公の百鬼丸がイケメンでイケメンで……

映画とか原作知っていたんですが、やはりアニメだと馴染みやすいですね。

どろろは主人公の百鬼丸が妖怪から身体を取り返す旅をする物語です。「隻腕」は以前取り上げたことがありますが、百鬼丸は全身48か所が欠損していますから桁違いですね。隻腕について

下に一話のリンク張っておくので気になる方はチェックしてみてください。

この「どろろ」の舞台には妖怪が多く登場します。創作において非常に多く用いられる設定ですよね。

今回はこの「妖怪」についてお話したいと思います。

日本を舞台にしたファンタジーを創作しようとしている人は必見です!

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妖怪は日本で古くから伝わる言い伝え

妖怪に近しい物で、以前「付喪神」について触れましたので併せてご一読ください。付喪神について

妖怪は日本古来の言い伝えです。

世間一般に有名になったのは、やはり「ゲゲゲの鬼太郎」などの著作がある水木しげるさんの影響はかなり大きいでしょう。

これまで子細に記されていなかった妖怪たちに、「漫画」という親しみやすい媒体で新たに設定を追加してキャラクターとして確立させたのですから大きな尊敬に値します。

絵巻や漫画によって知られることになった妖怪は、当然のことながら創作とも非常に親和性が高いことが予想できるでしょう。

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創作で扱いやすい妖怪の種類

いくつか特に創作に役立たせることができそうな妖怪をピックアップしています。

役立たせることができる=カッコいい、可愛い ですので感じ方には個人差がある点にはご注意ください。

 

出典:国際日本文化研究センター

 

まず最初は「」です。

言わずと知れたメジャー妖怪ですよね。

恐怖や強さという感情がそのまま妖怪として形を得た姿です。

引用させていただいた画像の鬼は赤色ですが、これといった色の決まりはないので、自分が「映えるな」と思った色にするのがいいと思います。

男性キャラなら妖怪の姿そのままでカッコいいと思いますし、女性キャラだと人間の容貌に寄せて「鬼娘」とするのも人気が出るのではないでしょうか。

 

出典:国際日本文化研究センター

 

続いては「鵺(ぬえ)」です。

妖怪にある程度詳しい人なら押さえているでしょう妖怪ですが、それ以外の人は知らない人が多いでしょう。

鵺は猿の頭に狸の胴体、そして手足は虎で尻尾は蛇になっています。人によっては「キメラ」「キマイラ」と呼ぶとしっくりくるかもしれませんね。

体を構成する生物は上記の四種類ですが、中にはそれ以外の動物が融合していたり、逆に種類が少なくなって簡略化されているケースもあります。

鵺は擬人化するには特徴が多すぎて少し難しいと思うので、強力な大妖怪としてボスキャラに活用するのが相応しいと考えています。

猫又

出典:日本文化研究センター

 

次は「猫又」です。

猫又はしっぽが二本にわかれていて人間のような立振る舞いをする猫です。「化け猫」と呼ばれることもあります。

イメージしやすいのは「モンスターハンターシリーズ」に登場する「アイルー」でしょうか。

猫と擬人化は大変親和性が高いですから、創作では二本尻尾の生えた猫娘キャラが安定した人気が出るでしょう。

 

ただそれでは普通すぎるので、私がオススメしたいのは「おじさん猫又」です。渋いダンディな声で擬人化せずにどっしりとした存在感を放つ猫又……ニッチな需要と意外性で人気が出るかもしれませんよ!

雪女

 

出典:国際日本文化研究センター

 

最後にご紹介するのは「雪女」です。

雪女は白い装束に身を包んだ女性型の妖怪です。

正体をバラされたら姿を消す系女子です。あとは人の命を奪うこともあるようです。

伝承ではそのような記述が多い妖怪ですが、アニメや漫画だとそのような設定や性格ってほとんど反映されていることがないですよね。献身的な性格が多いように感じますね。

理由としては「雪女」というキャラクターの「美しさ」が一番評価されて創作に採用されているのでしょう。

以前に「雪」についてお話したのですが、この雪女を登場させる時には雪の力を扱うことがしばしばありますね。人を凍らせる能力は雪女らしさを感じる能力の一つだと思います雪について

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妖怪を創作に登場させることの意義

妖怪は主に「畏怖」の象徴として語り継がれてきました。

今と違って治せない病気や説明できない現象が多く、誰もが納得できる災厄を引き起こす存在や福を与える存在として妖怪はその役割を担ってきました。

今日では世界で起こる事象には科学的な根拠に基づいて解説できることが多くなり、それに伴って妖怪のような神秘的な存在は信じられることが少なくなりました。

しかし存在の真偽は創作の世界において意味を成しません。

もっとも妖怪の存在が信じられなくなっても、人気は衰えるどころか人気が出ています。

それは人々が妖怪のような存在に「あってほしい」と願うからに他ありません。

ですから創作する方はその願望に応えてあげましょう。需要あるところに供給ありです。

夢を創るのが創作者としての在り方の一つではないかなと私は思います。

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まとめ

今回は妖怪についてお話してきました。

バトル物、恋愛物などジャンルに縛りがなく使えるので便利な設定ですね。

妖怪はとても幅広い設定とつながりやすいので、今後類語の紹介をする際もよろしくお願いします。

以下は「妖怪」がテーマの創作に参考にできる作品です。こちらも是非チェックしてみてください。

それではまた次回お会いしましょう。

<これまでの記事はこちら>

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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。

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