修行回が不人気な理由とは?努力をする主人公は人気のはずなのに何故

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

好きになる主人公のタイプとして「努力する主人公」が挙げられることが多いですよね。

しかしその反面、努力する際に必要な「修行回」は不人気なのです。

今回は「努力型主人公と修行回」についてお話したいと思います。

どうすれば主人公に経験を積ませればよいのかわからない人は必見です!

努力する主人公が人気な理由と修行回

バトル物では特に努力をする主人公は好かれる傾向があります。

その詳しい理由、そして修行回について見ていきましょう。

強さの証明やカタルシスを読者に与えるのに努力描写は最適

何もしてこなかった主人公がいきなり強力になる展開は、今に始まったことではなく日本のみならず海外の主人公でもよくあるものです。

努力型主人公が人気だからといって、努力のしてこなかった主人公が不人気なのではありません。

しかし努力のしてこなかった主人公を魅力的に描写するのは難しいのです。

努力なしに強力なのは違和感やご都合主義感を与えやすいですし、敵を倒した時や敗北した時に読者がカタルシスを感じにくくなります。

一方、努力をしてきたキャラクターであるのなら、「よく頑張った……!」とこれまでしてきた主人公の努力を振り返って思いが昂るのです。

[関連記事] 創作ネタ「アニメやラノベで異世界転生が人気の理由とチートの関係」

修行回の不人気さは何故か

ではその努力とはどうすれば積み重ねることができるのか。

一番オーソドックスな機会として、「修行」があります。

師と仰ぐ人物に稽古をつけてもらったり、合同演習合宿といった形で複数のキャラクターと一緒に体を鍛えたりするわけです。

努力をした」と証明するにはうってつけの修行回ではあるのですが、おおよその修行回は不人気なのです。

その理由はいくつかあるのですが、一番は単調すぎることでしょう。

命を懸けるような修行回も無いことはないのですが、ほとんどの修行では安全が保障されており、緊張感がありません。

敵からの予想外の攻撃はありませんし、既存キャラの見慣れた攻撃が繰り出されるだけです。

これでは見ている読者は飽きてしまいます。

加えてストーリーの進行はストップし、先を知りたい読者にとってはじれったいことこの上ないのが修行回なのです。

[関連記事]先生キャラを魅力的に描くには?アニメや漫画で見る特徴もご紹介!




努力型主人公と修行回を採用するにあたってのポイント

それでは次に、努力型主人公を描写する際のポイントと修行回を少しでも退屈にさせないための対策についてお話します。

努力をしたのなら成果があったことをアピールしよう

努力をしたから強くなった

これだけでは努力描写に割いてきた時間を考えるともったいないです。

もう少し具体的に努力をしたことが勝利へ繋がったことをアピールしたいところです。

例えば回し蹴りの特訓を重ねてきたのなら、トドメの一撃をくらわせる場面で回し蹴りを繰り出すのです。

そうすることで「回し蹴りを練習したおかげで勝てた」と明確に努力をしてきたことへ意味を与えるのです。

これは勝ちではなく敗北した時にも同じことが言えるでしょう。

前向きに捉えて「回し蹴りをしていなければ死んでいた。練習しておいてよかった。この経験を次に繋げよう」とすれば努力は無駄になりません。

現実世界を生きる者からすると、「努力は必ず報われる」と「努力は報われないことも多い」では後者の方がリアリティを感じます。

しかし創作にこのリアリティを求める人はそう多くは無いでしょう。

努力が報われない展開を一度や二度するのは程よいリアリティを出すのに有効ですが、何度も努力が無駄であることを強調されると読者はリアリティを感じすぎてうんざりするはずです。

何よりストーリーが進まないわけですからね。

ですので努力が無意味であることを描写し続けるのは、作品の色にもよりますが多用するのは避けた方が良いでしょう。

修行回を少しでも面白く見せるためにできること

修行回が何故不人気なのは先ほどお話しました。

そこで、どうすれば修行回を面白くできるのかを考えます。

まず緊張感は与えた方が良いです。

死ぬほど辛い過酷な訓練の方がいいでしょう。

実際に死ぬことは無くても、脅し文句として付け加えておきたいです。

比較的人気の修行回は命懸けであることが多いです。

加えて真新しさも必要です。

修行をする際には新キャラは出しておきたいですね。

できれば修行回が終わった後にも活躍できるようなキャラが好ましいです。

修行回は章と章の間に導入されることが多いので、次の章のキーパーソンが修行相手になるのが最も相応しいのではないかと思います。

そもそも修行をしなくても、実戦を繰り返していけば強さに説得力が出ます。

ずぶの素人の実戦への足掛かりとして、序盤に一度だけ経験することで十分だと感じることも多いです。

ですので修行回を頻繁に行うのは得策とは言えません。

修行で得られることが実戦でも得られそうなのであればカットしてしまいましょう。

実戦では決して得られないことがある場合にのみ修行回を導入したいですね。

さいごに

今回は「努力型主人公と修行回」についてお話しました。

努力をする主人公が見たい!」と言うのは簡単ですが、実際に努力をさせるとなると難しいんですよね。

序盤に素人でもできる地味な努力を重ねている描写の連続では読者は退屈しますし。

かと言って、後々に回想で努力描写をしても薄っぺらく感じてしまいます。

しかしこの退屈な修行回を魅力的に描写することができれば、他の作品との違いを見せつけることができるので手は抜かずに取り組んでいきたいですね。

それではまた次回お会いしましょう。

よろしければブックマークやフォローお待ちしております!Twitter(@Soutome_ruitsu)

<これまでの記事はこちら>

ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする