こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。
キャラクターを構成する要素の中で語尾は非常に大切なものです。
今回はこの「語尾」について一覧形式でご紹介いたします。
創作キャラの語尾に悩んでいる方は特に必見です!
創作に使える語尾まとめ!
現実世界ではさほど語尾の種類を多く感じることはないでしょう。
せいぜい片手で数えられるほどではないでしょうか。
一方創作の世界では語尾の数が多く、現実世界ではまず使う人がいないであろう珍妙なものを使うキャラクターたちが登場します。
それではどんな語尾が考えられるのか、ざっとご紹介します。
です ます
「ですます調」とも呼ばれるこれらの語尾は、汎用性が高くあらゆるキャラクターに使えます。
口調が丁寧なキャラクターには特にぴったりの語尾です。
一方で親しい相手にもこれらの言葉を使うと、少しそっけない印象を与えることにもなるので、機械的なキャラにもオススメです。
だ である
こちらは「だである調」とも呼ばれ、ですます調と同様に汎用性の高い語尾です。
男性キャラも女性キャラも使えますが、どちらかというと男性キャラの方が採用されすいですね。
女性キャラが使うとカッコよく聞こえます。
ですます調のようにそっけなさはあまり感じさせないものの、若干堅い印象を与えることは覚えておいた方が良さげです。
ですの ですわ かしら
俗にいうお嬢様キャラがよく使う傾向にある語尾です。
「よくて?」や「そうでなくて?」のように「~て」を疑問文に使うことも多いですね。
[関連記事]お嬢様キャラのあるあるや口調を解説!どんなイメージがあるのか?
です
これは先ほどの「ですます調」とは異なる語尾です。
例えば「わかりましたです」や「やるです?」のように、丁寧さを出すための「です」ではなくキャラ付けに特化させた使い方をする「です」になります。
主に幼いキャラや物静かなキャラが使う傾向にはありますが、明確にこれといった適任キャラはいないので自由に使えますね。
なの
「そうなの?」で使うような「なの」ではなく、「わかったなの」や「そうなの!」などに使う語尾です。
前述の「です」と同じようなものです。
組み合わせて「なのです」とする語尾もありますね。
比較的幼いキャラクターに使われることが多いです。
ぜ だぜ
ワイルドな印象を与える語尾です。
自然な感じの語尾として使えますし、やや無理矢理にくっつけてしまってキャラの濃さを出すのにも使えます。
男性キャラがよく使いますが、女性キャラにもボーイッシュな印象を与えるので、その手のキャラが好きな人にはたまらない語尾です。
じゃん
首都圏ではよく使われる語尾です。
創作では特にクセもなく使われることが多いですが、時折やたら「じゃん」と語尾につけることを強調してキャラの印象付けに使われることもあります。
「じゃんよ」や「じゃんね」といった表現も覚えておきましょう。可愛いので。
ね
これは典型的なツンデレキャラが使うような語尾の「ね!」です。
例えば「さっさとしなさいよね!」や「アンタ嘘ついてんじゃないでしょうね?」など語気の強いものです。
語尾をこれにするだけで随分ツンデレっぽく聞こえるのですから、日本語とはやっぱりすごいです。
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ねん やん やで
関西弁で多用される語尾です。
関西人キャラなら使っていきましょう。
ただし何でもかんでもつけるとエセ関西弁っぽさが漂うので、「エセ関西弁キャラ」を目標としていないのであれば多用しすぎないようにしましょう。
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ござる
武士や忍者キャラがよく使っている印象のある語尾です。
逆にそれ以外のキャラでこの語尾を使っているのを見ることはまずないぐらいに使えるキャラクターの範囲が狭いです。
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ね だね よね
ツンデレキャラの使う「ね」とは別の、口調から優しさを感じさせられる語尾です。
柔らかい物腰のキャラ、ふわふわしているキャラにはぴったりです。
「だね~」「ね~」と伸ばすことで、より柔らかくふにゃふにゃした語尾になります。
じゃ わい
主に年老いたキャラクターがよく使う語尾です。
「だが」は「じゃが」となります。
また創作ではよくある「外見が若いのに中身は高齢キャラ」に使われることも多いですね。
その場合は先ほどの「なの」と組み合わせて「なのじゃ」と語尾を変形させるのも可愛いです。
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デース ナノネ
海外出身のキャラクターや変わったキャラクターがよく使っている語尾です。
カタカナを用いることによりカタコト感が強調されています。
現実では海外の方が日本語を話す際にこれらを使っていることは無いような気がするので、創作の中ならではのキャラ付けでしょう。
ぞ だぞ
特にクセのない語尾です。
大人より子供のキャラクターの方が自然に使いやすいでしょう。
わよ
オカマキャラやオネェキャラがよく使う語尾です。
それ以前に女性キャラ全般が使います。
女性キャラの多くが使う言葉を男性キャラが使うことでオカマキャラやオネェキャラが女性の心を持ちあわせていることを表現しているのです。
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にゃ わん
猫や犬など動物をモチーフにしたキャラクターは、それぞれの鳴き声や動作から語尾をとることが多いです。
鳥なら「ちゅん」ウサギなら「ぴょん」ですね。
最近ではこの可愛らしさをわかって使っている確信犯「あざといキャラ」が使うこともあります。
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ごわす
力士キャラやごつい体型のキャラが使う語尾。
実際にはどうなんでしょうか。
ぐふふ ケヒヒ
これは語尾とするには些か変ですが、変わった笑い方が語尾のようになっているキャラもいます。
笑い方と同じく変なキャラにはもちろん、笑い方以外は普通にカッコよかったり可愛いのに笑い方だけ残念なキャラが使う語尾としても使えます。
アル
中国人キャラがよく使う語尾。
現実では当然そんなことはありませんが、響きが可愛らしいですよね。
だお ますた
一昔前のオタク感のある語尾です。
典型的なオタクキャラを出す際に使うとオタク感が増します。
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もん
ちょっと反抗期に差し掛かっているキャラが使うような語尾です。
「~だもん!」と言葉を強めるのに最適ですね。
なんす っす
若者が敬語を中途半端に使っている感じを表現した語尾です。
やる気の無いキャラや少し斜に構えたようなキャラによく合います。
なのだ
ちょっと背伸びしているようなキャラがよく使う語尾ですね。
加えて大体どこか抜けていてポンコツなところも可愛いです。
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変な語尾
創作の語尾は上記のようなものが基本にはなりますが、自分で作ってしまっても良いのです。
世の創作にはとんでもない語尾を使うキャラがいますよね。ザウルスとか。
とりあえず自分で語尾を考えるのであれば、繰り返し使われても読者にくどさを感じさせない語尾を選ぶように心がけましょう。
あまりにも特徴を出そうとするあまり、長い語尾にしてしまうのはできれば避けましょう。
さいごに
今回は「語尾」についてご紹介しました。
無難な語尾にするか、変わった語尾にして冒険に出てみるかはあなた次第です。
特に小説では語尾によって与える印象は強烈なので吟味してくださいね。
それではまた次回お会いしましょう。
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