こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
あなたは「話すこと」って得意ですか?それとも不得意ですか?
それだけではなく好きですか?嫌いですか?
人によって答えは変わってきますよね。
案外話すことは得意であっても嫌いって人もいるんですよね。
創作でも会話することの得意不得意、好き嫌いはキャラクターごとに考えておくのがよいでしょう。
今回はその中でも「無口キャラ」についてお話したいと思います。
クールなキャラや謎の多いキャラを創作に登場させたいと考えている人は要チェックですよ!
無口キャラとは
無口キャラは先ほどの質問のうちのどれに該当するでしょうか?
話すことが不得意で嫌いな場合だけでしょうか。おそらく違うでしょう。
得意不得意、好き嫌い。すべてに無口キャラは該当する可能性があります。
それぞれの組み合わせから無口キャラを考えていきましょうか。
話すことが不得意で嫌いな無口キャラ
一般的に一番連想しやすいのはこのタイプでしょう。
元から人付き合いが苦手だったり、なんらかのトラウマで人と関わることに恐怖を抱えているキャラですね。
話すのが嫌いだから不得意になったのか、不得意だから嫌いになったのか。
それも考えておくとよいでしょう。
このタイプのキャラは話せるようになるまで一番時間がかかりますが、逆に考えればその過程を楽しんでもらうことができるんです。言葉を発せた時のインパクトはピカイチです。
話すことが不得意だが好きな無口キャラ
これは「実は話したくて話したくてたまらないのに話せない」というキャラですね。
現実にも結構いるんじゃないでしょうか。
人との交流をしたいけど恥ずかしい、だからSNSでやり取りをする。
そういう人は多いですよね。まさしくこのタイプです。
不得意な原因としては恥ずかしがり屋だったり、自分に自信がもてないというのが考えられます。
創作では特にクーデレキャラに多く、表情には出さないものの内心では「話せてよかった!」と舞い上がっている様子など可愛らしいギャップのある描写が行えるのがメリットですね。
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話すことが得意だが嫌いな無口キャラ
話すのが得意であれば好きであるか。
それは違います。
いくら饒舌に話せたとしても、実際には嫌々会話をしているケースが存在します。
創作で考えると少ない言葉数で周囲を惹きつけることができるほど口が巧みなキャラであるのに、実際は周りの人間と関わるのが大嫌いで目的のために仕方なしに関わっているキャラ……とか。
先ほどの「話すことが不得意だが好きなキャラ」とは違って裏の顔、本心とのギャップを知るとヒェッっとなってしまうキャラを作ることができます。
話すことが得意で好きな無口キャラ
見た感じでは一番無口キャラから遠そうな印象を受けますが、実はありえるんです。
前述の「話すことが得意で嫌いな無口キャラ」と無口である理由は同じで、ある目的のためですね。
この目的というのは、目立つと何かしらの危害が周囲に及ぶからというのが多いでしょう。
自身の命を狙っている者たちに見つからないように、交流したいという気持ちを押し殺している……とか。
このキャラは「実は本気を出すと強い主人公」という設定と相性がいいでしょう。
普段は無口で目立たないが、要所で的確な進言をすることで他の主要キャラクターからのみ只者ではないことを知られている主人公ですね。根強い人気があります。
無口キャラが人気である理由
さて組み合わせごとに無口キャラを考えてきたわけですが、その人気の所以はどこにあるのか予想できますか?
無口キャラの見せ場であり、人を惹きつけるのは「本心が垣間見えた時」なんですね。
普段口数が少ないということは、それだけ思っていることを伝えることができてないわけです。
それゆえ本音を吐き出した時のインパクトというのは他のキャラクターを凌駕します。
「ありがとう」この一言を例に考えてみましょう。
いつもニコニコしていて感謝の言葉を忘れない人の「ありがとう」と、普段は顔に表情をあらわすことのない無口な人の「ありがとう」を比較してください。
感謝を伝えてくれたことに関しては同じなんですが、後者の方が印象に残りやすいですよね。
このように言葉を発する機会の少ない分、それだけ発したときの重みがすごく心に残るんです。
無口キャラが言葉を発するきっかけ
では無口キャラが心情を吐露するのはどのような展開がふさわしいでしょうか。
「無口であっても感情が爆発してしまう瞬間」ということになります。
つまりそれほど感情の振れ幅が大きいシーンですよね。
心の底から憎んでいる敵と邂逅した時、好きな人への気持ちがあふれた時、ずっと抱え込んでいた思いがあるきっかけで吹っ切れた時。
いづれにしてもストーリーのターニングポイントになること間違いなしのシーンです。
無口キャラが普段は絶対に見せないような表情や声で感情を露わにしているのを見た他のキャラが圧倒されている描写がいいでしょう。
まとめ
今回は「無口キャラ」についてお話してきました。
無口の度合いというのもありますよね。
口数が少ないなと感じる人から、本当に話しているのを見たことがないような人までいます。
私はというと……お察しください。
それではまた次回お会いしましょう。
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