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師匠キャラは創作で重要!師弟関係の特徴やあるあるについて解説!

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

 

主人公などのキャラの過去は、読者に共感や感動を与えるために重要な事柄です。

この過去に関連するのが今回ご紹介する「師匠キャラ」です。

創作に師匠キャラを登場させて、よりキャラ達の魅力を高めたい方は必見です!

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アニメや漫画で登場する師匠キャラの特徴

師匠キャラ」と言われれば何人か頭に思い浮かぶことでしょう。

師匠キャラにはいくつかの特徴があります。

まずは人気の秘訣でもあるその特徴を見ていきましょう。

修行は簡単にさせてもらえない

師匠キャラが簡単に稽古をつけてくれることは少ないです。

何か試練を与えて、それに合格すれば弟子として迎え入れてくれることが多いですよね。

 

ここで重要なのは、与えられた試練に合格することより、師匠キャラの心に響く何かを弟子候補ができるか否かなのです。

決して諦めない姿勢や熱い心を持っていることなんかはその代表例でしょう。

なので例え不合格であろうと弟子入りを認める師匠キャラも何人か存在します。

逆に合格しても師匠キャラの心に響く何かが無くて落とされるという展開はほぼほぼ無いのです。

奇をてらうのであれば「主人公は試練に合格したが師匠には認めてもらえなかったので、その足りない何かを探す」という導入も考えられるでしょう。

師匠キャラの外見や性格など

師匠キャラは性別や年齢、性格の違いで随分と印象が変わります。

 

まず性別ですが、これは主人公など弟子のキャラの性別とはあまり関係なく決められるでしょう。

恋愛に繋げるのであれば、それは考慮して然るべきですが。

男女だけでなく、オネェキャラが師匠になることもあります。

 

年齢は多くの場合は弟子よりも上です。

弟子から見て父親母親世代か、あるいは祖父母世代かのほぼ二択でしょう。

年齢が高くなるほど経験を積んでいるわけですから、心身共に強力な師匠キャラとなります。

中には実年齢の割に外見年齢が若い師匠キャラもいますね。

その場合は女性キャラだと年齢でいじられると高確率でキレるという特徴を併せ持ちます。

 

性格も頑固だったり熱血だったり無愛想だったりと色々です。

いずれにしても根っこにあるのは優しさであり、時折行動や言動から覗かせる「弟子を思う気持ち」を読者に伝えることが魅力的な師匠キャラを表現する方法の一つです。

また、師匠キャラに認めてもらうことが第一の目標であるためか、平均的に性格は厳しめですね。

最初は厳しかったのに、どんどん弟子の情に触れて丸くなっていくのも面白い展開であると思います。

逆に冷徹だった弟子が、人情のある師匠に感化されて情を持つようになるのも同じです。

[関連記事]オカマキャラやオネェキャラは非常に人気!強さのワケや魅力を解説!

師匠キャラが人気の理由

師匠キャラは弟子キャラの生き方に大きな影響を与える存在です。

 

創作の主人公には特に親や兄弟など家族がいないことが多いですよね。

故に師匠キャラが親の代わりだったり、兄や姉の代わりだったりするような役割を担うことが多いのです。

本来、家族から教わるようなことも師匠に教わったり影響されたりして、弟子は成長していきます。

そこに読者は親のいない主人公の境遇に対して悲しさをおぼえながらも、師匠キャラとのやり取りを見てあたたかさを同時に感じ取るのです。

 

あと、師匠との別れも人気の理由の一つです。

別れの原因が死であれなんであれ、一人立ちをすることになるのです。

教えられる側から、教える側へ。

師匠との別れは弟子にとって大きな出立点となります。

一人で歩きだす弟子キャラを見て、読者もまた彼の成長を実感して心を動かされるのです。

[関連記事]修行回が不人気な理由とは?努力をする主人公は人気のはずなのに何故

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師匠キャラを創作に活かす際のポイント

師匠キャラの特徴を見てきたので、次は自身の創作に登場させる際に考えておきたいポイントについてお話します。

バトル物と恋愛物に分けて解説していきます。

バトル物での師匠キャラ

音楽やスポーツでも師匠キャラは存在しますが、多くの師匠キャラはバトルに関係します。

主人公などの弟子キャラが強敵と戦うために必要な力を得ることを目的として、師匠キャラに弟子入りするのです。

 

これは修行を解説した記事でも言及したことなのですが、師匠キャラとの修行で培ったことを実戦で活かすことが大切です。

戦いの最中、追い込まれた際に師匠の言葉を思い出して逆転する展開なんかは良いですね。

逆に師匠との修行内容を活かすことばかり意識するあまりに、実戦で上手くいかずに苦戦するというのも面白いでしょう。

 

それから「最終的に弟子が師匠を超えるか」「師匠はずっと弟子より強いか」についても考えておきたいですね。

師匠キャラを弟子が超えることは、一番読者に弟子の成長を実感させることができます。

一方で師匠キャラを弟子より強いままにしておくと、師匠キャラの威厳を最大に保つことができます。

どちらも好きな読者は多く、自身の作品に適した方を選びましょう。

恋愛物での師匠キャラ

師匠キャラが恋愛感情を弟子に抱く、あるいは弟子が師匠キャラに恋愛感情を抱くことは、少ないですが存在します。

 

師匠と弟子は一緒に過ごす時間は極めて長いです。

その中で恋愛感情をおぼえてしまうことは不思議ではありません。

師匠は弟子の夢に向かって懸命に努力する力などに惹かれ、弟子は師匠の厳しいながらも自身のことをとても大切に思ってくれている優しさに触れることなどで惹かれます。

 

さてここで考えておくべきは、恋愛感情をおぼえた際にそれにどう対応するかです。

まず即座に告白することは無いでしょう。あってもいいですが。

想いを伝えることや想いを抱くことにためらうのは、師匠側からすると「好きになってしまうと厳しく接することができずに弟子のためにならない」という考えがあるからです。

一方、弟子側からすると「好きになってしまうと惚けてしまって修行に集中できないため自分のためにならず、師匠にも失礼だ」という考えが恋の障害となるのです。

創作ではこのような互いの葛藤をどう表現するかが、魅力的な作品になるかどうかを決める重要な要素になります。

一度想いを胸に閉じ込めるのも良し、想いを諦めるのも良し、想いながらも修行に取り組むも良しです。

倒すべき敵を倒したり、目的を達成した際に想いを伝えて結ばれるのも読者に幸せな気持ちにさせることができますね。

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さいごに

今回は「師匠キャラ」についてお話してきました。

創作ではよく登場する師匠キャラですが、現実世界では師匠と呼べる人がいる方が少ないでしょう。

なので師匠キャラが好きな人には、師弟関係に対する憧れがあることも考えられますから、理想の師弟関係を読者に提供できるようにしたいですね。

 

それではまた次回お会いしましょう。

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