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随分と前に守護霊について取り上げたのですが、最近になって「何故守護霊を扱っていて幽霊を扱っていないんだ?」と今さら反省しています。
ですので今回は「幽霊」についてお話したいと思います。
守護霊の項目と重複する箇所があるとは思いますがご了承ください。
恐ろしいホラーから愉快なコメディまで活躍できる幽霊キャラの活かし方について知りたい方は必見です!
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漫画やアニメで人気の幽霊の設定
幽霊を信じるのかどうかはサンタクロースを信じるのかに次いで議論されますよね。
それほど頻繁に話されているぐらい幽霊の人気は凄まじいものです。
ではこの幽霊は漫画やアニメをはじめとした創作ではどのように描かれているのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。
ホラーやミステリーなどに登場する怖い幽霊
幽霊と言えばやはり「怖い」という印象が強いのではないでしょうか。
ホラー映画やミステリー小説には背筋がゾクゾクするような演出で幽霊が登場します。
そもそも幽霊を見ると何故恐怖を感じるのか。
それには理由がいくつか考えられます。
まず「正体がよくわからないから」ということ。
人間は自分が理解できないものに対して恐怖を抱きます。
幽霊とは存在するか否かが非常に不確かなものであるので恐ろしく感じるのです。
次に「死を連想させるから」という点。
幽霊は生霊と呼ばれる生きている人の念が霊になった場合を除いて死後の存在です。
死の象徴とも言える幽霊と接触することは死に近づくことを意味します。
死が怖くないという人もいることでしょうが、おおよその人にとって死を意識することは恐怖に他ならないですからね。
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ギャグやバトル物などに登場する幽霊
ガラリと創作ジャンルを変えてギャグ物やバトル物になると幽霊の印象も大きく変わります。
確かに死んだ人が幽霊になるという過程はホラー創作と同じですが、幽霊が見えるキャラとの関り方が異なります。
ホラー創作の幽霊と見える者では「死へ誘う側と誘われる側」であるのに対して、ギャグやバトル創作の幽霊と見える者の関係はその限りではありません。
幽霊が友人や仲間だったりするわけです。
バトルであると敵対することはありますが、それは呪いでどうこうではなくてあくまで戦って決着をつけようとしてくることが殆どでしょう。
そこに恐怖という感情は少なく、単純に倒すべき敵としての意識が強いはずです。
ギャグやバトルでの幽霊は、能力の一部としてや主人公などの相棒としての立ち位置になることが多いのです。
感動する創作に登場する幽霊
ホラーでもギャグでもない創作にも幽霊は登場します。
それは読者を感動させるようなジャンルの創作です。
幽霊となった先に死んでいった人との別れや幽霊が見えるキャラが心情を代弁して遺族に伝えるなど涙腺が緩んでしまうような展開は多いですよね。
死は恐怖ではありますが、同時に永遠の別れを意味する悲しい最期でもあります。
しかしその別れを満足いくものにできなかった場合。
「もう一度会って思いを伝えたい」と切望することでしょう。
それを可能にするのが幽霊を見ることができる人なのです。
幽霊が見えることで救われ、そして誰かを救うことにもなり得るのかもしれません。
創作で幽霊を登場させる際に活かしたいポイント
創作に登場する幽霊のパターンをおおよそ3パターン分類してきました。
さてでは実際に創作に幽霊を導入する際にどのようなことを考えておくと良いのでしょうか。
最後にこちらを見ていきましょう。
幽霊を可愛く見せるには
幽霊を扱った作品は多く、ヒロインとして採用されている幽霊キャラも見かけます。
とするとどんな幽霊キャラが可愛く見えるのかは気になりますよね。
やはり従来の印象である恐怖に関連付けるのが良いのではないかと思います。
そこにプラスしておっちょこちょいな性格も相性がいいでしょう。
例えばホラー系幽霊あるあるの「雨の中で佇む幽霊」というシーン。
これを当てはめると「怖がらせようと雨の中で待機していたものの、思いのほか寒くて震えながら部屋に入れてくれと半泣きになり懇願する幽霊」とかどうでしょう。
他のキャラでもできるアプローチでは折角の幽霊設定がもったいないので、幽霊であるからこそできる可愛らしさを演出したいですね。
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幽霊と成仏
幽霊が現れる理由には「成仏できていないから」というものがあります。
現世に何かしらやり残したことや未練などであの世にいけないということですね。
これに関連して幽霊を成仏させることを目標とした創作はいくつか存在します。
幽霊の願いを叶えることで成仏させるのです。
一期一会である幽霊を相手にした場合は成仏させてやろうと尽力するはずです。
しかしそれがずっと付き添ってきたパートナーのような存在であった場合はどうでしょうか?
成仏させてやりたいという気持ちの他に、「この人ともっと一緒にいたい」という相反する気持ちが湧き出てくるはずです。
これは成仏させる側だけでなく、成仏する側である幽霊側にも言えます。
なにせ現世に存在する理由がまた一つ増えてしまったのですから。
幽霊をテーマにした創作ではこのように成仏という考えも織り込めると良いでしょう。
ギャグ創作であっても不意にほろりとさせられるシーンは読者の好むところですので。
さいごに
今回は「幽霊」についてお話ししてきました。
幽霊を信じるかどうかというのは本当に面白いテーマだと思います。
私は幽霊を信じたい派です。
確かに幽霊は恐ろしいですが、それは死後の世界が存在することの証左です。
死後の世界が「無」というのが何よりも恐ろしい。
そうは思いませんか?
それではまた次回お会いしましょう。
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