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チョロインは好き?嫌い?なろうに多いこのヒロインが採用されるワケ

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

 

これまで様々なヒロインのタイプをご紹介してきました。

今回は何度が間接的には言及してきた「チョロイン」についてお話したいと思います。

チョロインがよく採用される理由や魅力的に描写する方法について知りたい方は必見です!

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チョロインとは何か?選ばれる理由とは

チョロインとは「ちょろいヒロイン」を指す言葉です。

何に対してちょろいのかというと、主人公との恋愛においてすぐ心を奪われてしまうヒロインと、何か持ち上げて頼みごとをすると「しょうがないなぁ」と聞いてくれるヒロインです。

ほとんどは前者を指すことが多いですね。

 

チョロイン属性は「一目惚れ」の概念があったころから存在していたはずですが、そう呼ばれるようになった理由は、ライトノベルが流行した際と小説家になろうなどのweb小説が流行した際に、あまりにも一目惚れやそれに近いことをするヒロインが多くなっていったからでしょう。

 

ではなぜこのようなチョロインが多く見られるようになったのか。

その理由や人気について解説していきます。

どのような時に惚れるのか

先ほど一目惚れがチョロインに近い考え方であると申し上げましたが、どちらかといえば一目惚れするヒロインは少ないのかもしれません。

チョロインが惚れるのはどのような場合か考えると、多くは「助けられた時」です。

戦いに苦戦している際に助太刀される。

負傷を覚悟で身を挺して守ってもらう。

対戦している中でその強さに惹かれる。

こんな感じですかね。

 

他には「自身の存在を肯定された時」「自身の考えを理解してくれた時」など、いずれも他のヒロインが主人公に惹かれるきっかけとしておかしいポイントはありません。

ただ徐々に惹かれるのではなく、上記のようなイベントが一回発生するとその時点で完全に惹かれてしまうというのが最大の特徴であります。

読者から見たチョロイン

チョロインが好きか嫌いかでいうと、あなたはどちらでしょうか?

チョロインが好きなのには「デレデレしてるのが可愛いからすぐに見たい」「恋愛の過程に興味がない」といったことが理由に挙げられるでしょう。

一方チョロインが嫌いなのには「恋愛したことが無いといいつつすぐに惚れるのはおかしい」「紆余曲折する恋愛の過程こそ醍醐味」などの理由が考えられます。

 

どちらの言い分もわかります。

同じチョロインであっても好き嫌いが分かれるように、いかに惚れることに説得力を持たせるかがカギになってきます。

求められているものが異なるだけで、チョロイン自体が良い悪いではないということだけは覚えておいてください。

作者側から見たチョロイン

チョロインが創作によく登場するのは、今の消費形態に関係があると思います。

手軽なライトノベルの登場、web小説の大規模な参入などで大きく門戸が開かれ数多くの創作が溢れているのが現状です。

当然読者が手に取る創作の選択肢も格段に増え、早い段階で興味が湧かなければすぐに他の作品に移動することになります。

なので作者には「早期段階で興味を引き、読者離れを防ぐ」という対策が必要になってくるわけです。

その対策の一つがタイトルの長文化であり、ヒロインのチョロイン化ではないかと考えられます。

 

加えて、主人公にデレさせていることこそが一番手っ取り早く簡単なヒロインの魅力を表現する方法なのです。

なにせ今の創作界隈はプロだけで構成されているわけではありません。

むしろ大多数がアマチュアであり、ヒロインの魅力を独特の個性や面白さ、そして生き様で十分に伝えられる手腕を持っている人は限られているのです。

ですから魅力を比較的容易に伝えられるチョロインが選ばれることが多いのではないのかなと思います。

[関連記事]ラノベのタイトルはどうして長いのか?ありがちな例や解決策を考える

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チョロインについてもっと考えてみる

まだチョロインについて考えておきたいことがあるので、もう少しお付き合いください。

チョロインの説得力

さきほどの「読者から見たチョロイン」でお話したように、結局は見せ方がチョロインの人気を左右することでしょう。

つまり惚れる相手、主人公こそ魅力に富んだ人物でなければならないのです。

主人公の描写をおざなりにすると「こんな奴のどこがいいんだ?」といかに手の込んだヒロインを登場させようと説得力に欠け安っぽく見えてしまうのです。

 

たった一回の戦闘であろうとも「うわかっけぇ……」と息を吞むことはありますよね。

同じくヒロインが「かっこいい……」と頬を染めても「わかる」と同意せざるを得ないはずです。

ですから「ヒロインを惚れさせるための主人公の活躍」を意識するより「男女問わず読者に惚れられるための主人公の活躍」を意識して書くのをオススメします。

そのヒントは当サイトでご紹介している主人公の項目などで記述している活かし方を参考にしていただければ幸いです。

[関連記事]平凡主人公が多いのは何故か?弱いキャラがどうしてウケるのかを解説

そもそもチョロいのか?

チョロインと呼ばれる彼女たちを見て「チョロいな~」と感じながらも、少し考えてください。

 

主人公は自己評価や評判はともかく、ほぼほぼイケメンです。

痩せすぎているわけでもなく、太っているわけでもない。

バトル物ならほどよい筋肉がついているはずです。

そして性格の悪さをテーマにした主人公以外は概ね性格は良いはずです。

それはヒロインを庇ったり誰かを守るような普通の人には中々できないことをするぐらいには良い性格でしょう。

加えてアニメ化されると間違いなくイケメンボイスがつくわけです。

 

そして恋愛が関係する創作はほぼ学生が主人公でありヒロインでしょう。

ゆえに他人に惹かれるポイントに金銭の有無が入ることは少なく、また貴賤も考えないでしょう。

 

以上をまとめると「学生が見た目も性格も声もいい学生に優しくされて惚れる」という展開になりますが、これってかなり有り得る話ではないでしょうか。

むしろその状態で心がぐらつかない学生の方が少なそうです。

ちなみに男性に置き換えると「美少女で性格も良く声も可愛い子に優しくされて惚れる」になりますが……この状況で首を横に振ることのできる男性が果たして何人いるのでしょうか。

 

そう考えるとチョロインと呼ばれても、実は当たり前の反応を見せていただけってこともあるのかもしれませんね。

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さいごに

今回は「チョロイン」についてお話してきました。

アニメ化となるとチョロイン化のスピードは増し、一話に一人のペースでノルマのようにヒロインが陥落するというようなこともあります。

ヒロインを増やせば増やすだけこのようなノルマ感は増すので、ヒロインの数も考えておきたいですね。

それではまた次回お会いしましょう。

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