こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
創作する上でキャラクターの性格は当然ですが、造形もかなり大事ですよね。
第一印象で人気が出るか否かがわかれると言っても過言ではないでしょう。
あなたはどんなキャラの見た目に惹かれますか?
人それぞれであるというのは前提としても、ある程度の人気の偏りやパターンといったものが存在します。
今回はそのうちの一つである「八重歯キャラ」についてお話したいと思います。
可愛いキャラクター、特に人懐っこいキャラを創作したいと考えている方は必見です!
八重歯の意味とは
八重歯という言葉を聞いたことがない人は少ないと思います。
ただ実際に八重歯になっている人を見たことがある人となると、そこまで多くはないのかもしれないです。
アニメやイラストの八重歯って尖っている印象がありますよね。
そして他の歯は描かれずに上二本、または片方の八重歯のみが描かれていることが多いです。
しかし実際には八重歯とは「尖っている歯」という意味ではないのです。
八重歯だと言われているのは犬歯という部分で、ここは磨り減りが無ければ通常は尖っているのです。誰でもあります。
では八重歯とはどういう状態の歯なのかというと、犬歯が歯列から突き出ている状態を指すのです。
なのでアニメやイラストの八重歯のイメージとは人によっては異っているように感じると思います。
八重歯キャラが人気の理由とは
さて八重歯の意味が分かったところで、八重歯キャラの人気について考えていきましょう。
歯の生え方が通常とは異なるだけで人々を惹きつけるのは変わった話に聞こえるかと思います。
確かに出っ歯とかすきっ歯など、歯の生え方って色々ありますけど八重歯のキャラの人気とはまた異なりますよね。
どちらかといえばギャグキャラに多い印象があります。
一方で八重歯は「八重歯=かわいい」という特有な考えがあるように萌える要素としてとらえられていることが多いです。
八重歯がかわいいと人気な理由は、個人的な見解として八重歯が犬歯に関わる特徴だからだと考えています。
なぜなら犬や猫など可愛いと感じる動物の特徴的シンボルの一つが犬歯なのです。
犬耳や猫の尻尾などと同様のものと考えてください。
そして、人間でいうところの犬っぽさや猫っぽさというのは「無邪気さ」や「ツンとした感じ」ですよね。
そのような 可愛らしいと感じる性格を読者が視覚的に受け取れるというのが、八重歯キャラの人気に繋がっているのではないかと考えているのです。
イラストなど創作での八重歯キャラの特徴
それでは八重歯を特徴としたキャラクターにはどのようなタイプが存在するのか考えていきましょう。
ツンデレタイプ
ツンデレキャラには八重歯という設定は相性がいいですよね。
動物でいうなら猫の印象でしょうか。
飼い主に構って欲しいのに遠くからちらっと見ているだけの猫……のような。
実際のところは本当に構って欲しいなんて思ってない猫は多いと聞いたことが……
クーデレやヤンデレのキャラにも合うと思いますが、ツンデレキャラが一番シナジーが高そうですね。
動物の擬人化キャラ
動物をモチーフにしたキャラクターの特徴の一つとして八重歯を使えば、動物感が増しますよね。
動物の擬人化といえば「犬」「猫」「狐」が人気が高いですね。
しかしすべての動物に八重歯が相応しいかといえばそうとは言えないですね。
例えば牛やウサギ、馬などは八重歯が似合うかと言われれば悩ましいでしょう。
つまり草食動物の擬人化キャラには八重歯がマッチしづらいんですね。
八重歯、犬歯というのは肉を噛み切るというイメージが強く草をすりつぶして食べる印象のある草食動物には不向きなのです。
狼男や吸血鬼などの魔性キャラ
ファンタジー物のキャラクターには八重歯は似合います。
狼男や吸血鬼などの「牙」を武器とするキャラクターには特に相性がいいですね。
悪魔にも似合いますが、天使には似合いづらいでしょうか。
やはり悪属性のあるキャラクターに八重歯は映えやすく、善属性のキャラクターには難しいような気がしますね。
本当に悪いキャラという意味ではなくて、可愛い小悪魔系……って感じですかね。
当然男性キャラでも
女性キャラが八重歯を可愛さの特徴とするのが多いのに対して、男性キャラの八重歯はワイルドさを演出することができます。
当然、女性キャラと同じように無邪気な可愛さも発揮できます。
男性キャラでは八重歯は猫っぽさというより犬っぽさを表現しやすいですね。
ワイルドな犬……ドーベルマンやシベリアンハスキーとかですかね。
肉食系男子を表現するのにいいですね。
まとめ
今回は「八重歯キャラ」についてお話してきました。
創作の世界はともかく、現実で八重歯の人は場合によってはコンプレックスになっている可能性があるので話題にしない方が無難かもしれません。
以下に「八重歯」を創作に採用する際に参考になる作品を掲載しておくので、是非チェックしてくださいね。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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