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ファンタジー系の創作には、ほぼほぼ登場するであろう魔法。
魔法を操る人間は魔法使いや魔術師と呼ばれ人気がありますよね。
魔法を行使する方法は作品によって様々ではありますが、多くの場合は言葉が用いられます。
今回は「魔法をかっこよく演出する詠唱」についてお話したいと思います。
ファンタジー系創作を手掛けている方はもちろん、創作で詠唱が必要になるシーンでカッコよく決めたいと考えている方は必見です!
どんな詠唱だとかっこよく聞こえるのか?
詠唱(えいしょう)はファンタジー系創作だと魔法を扱う際に発する言葉を指します。
作品毎に個性があり、カッコいいものからネットでネタになるようなものまで様々な詠唱が存在します。
ではカッコいい詠唱、印象に残る詠唱とはどのように考えればよいのかを見ていきましょう。
数字を入れる
詠唱の中に数字を入れるのはオススメです。
何故なら数字を用いることは呪文の関連性が見えやすい上、覚えやすいからです。
呪文の強さや傾向によって数字の大きさを変えることでそれぞれの呪文が関わり合ってることがわかりますよね。
詠唱が長くて覚えにくくとも、数字だけなら簡単に覚えることができます。
ではどういう数字を使えばいいのかということですが、例えば「~章」や「~節」、「~番」などは使いやすいですね。
ドイツ語やフランス語、英語はカッコいいが場合による
カッコいい詠唱に使う言語を考えた場合、ドイツ語やフランス語、英語などカッコいいと言われがちな言語を使いたくなりますよね。
確かに音の響きが非常にカッコいい単語が多いですね。
しかし使い分けは考える必要はあるでしょう。
これらの言語はカッコいいことは確かなのですが、非常に読者に覚えてもらいづらいです。
英語はそれほどでもありませんが、ドイツ語やフランス語は馴染みが無い人が多いですからね。
あと外国語はよく知らない人が詠唱に採用するとすごくヘンテコな意味になっているケースがあります。
日本語であってもカッコいい詠唱は可能ですから、無理に外国語を使わずに日本語で詠唱をつくることも考えておきたいですね。
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造語を編み出す
詠唱を考える際には既存の言葉だけではなく新たに自身で言葉をつくるのもオススメです。
例えば「復讐の炎」という意味を込めた言葉を考えるとなると……「仇篝(あだかがり)」なんてどうでしょうか。恥ずかしがってはいけない
このようにまず表現したい言葉を頭に浮かべた後で、それに近い言葉や類語を組み合わせてオリジナルの言葉をつくりあげるのです。
造語は他の作品と被ることのない完全オリジナルのものになるので読者の印象にも残りやすいことでしょう。
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古い言葉を調べてみる
詠唱には「古くから伝わる」背景が考えられます。
ですのでその背景に相応しい単語選びには古い言葉を調べるのが最適です。
例えば仏教用語や聖書の言葉から引用すると歴史を感じられていいでしょう。
あとは古くから伝わる伝承やおとぎ話を元にした詠唱も様になりやすいです。
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創作にまつわる詠唱のあれこれ
詠唱のかっこいい言葉選びを見てきました。
詠唱を更にかっこよくするにはそれに伴った設定もしっかりと考えておきたいですね。
どのような設定がより詠唱をかっこよくするのか見ていきましょうか。
詠唱を短縮したり破棄することによる影響
魔法を扱うのに必要な詠唱ですが、作品の中には詠唱はコストのようなものでありそれを短縮したり使用しないことによって魔術師として強力であるとする設定が存在します。
最初は全文詠唱していたキャラが途中から短縮しだして最後には詠唱無しで魔法を扱えていると成長を感じることができますよね。
これと同じように詠唱の長さや言葉の選び方によって魔術師としての技量が伺えるというのは読者にもわかりやすいでしょうし設定するのはアリだと思います。
長さが短いと強力だとする作品は多いので、逆に長くするとそれだけ強力な魔法を扱える証拠であるとするのもいいかもしれません。
言葉の選び方というのは「普通の魔術師が使う詠唱と一文が異なっていること」や「そもそも詠唱の文構成が大きく異なる」というものです。
詠唱にある一定の基準を設けて、それを元にキャラクターの能力差をわかりやすく感じることができるので設定に組んでいきたいですね。
魔法以外に用いられる詠唱
詠唱は魔法を展開する際に使用される以外にも用いられます。
その例として「暴走した人間を抑える詠唱」や「魔を浄化する詠唱」「封印を強固にする詠唱」などが挙げられます。
魔法とは似たようなものに見えますが、魔法に用いられる詠唱はあくまで魔法を行使するためであり詠唱自体に力はありません。
一方で魔法以外の詠唱は、その詠唱・言葉自体に意味があり力が宿っていると考えられるのです。
このようにファンタジーを主体にした魔法が登場する作品以外でもカッコいい詠唱を登場させる機会はあるので考慮してみるのもいいですね。
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さいごに
今回は「魔法をかっこよく演出する詠唱」についてお話してきました。
詠唱は考えていると厨二要素が多くて恥ずかしくなってくるかもしれませんが、ずっと考えていると次第にそのような気持ちは薄れていきます。
この記事ではカッコいい詠唱の考え方をご紹介してきたわけですが、印象に残ることを第一に考えてあえてめちゃくちゃダサい詠唱にするのも……アリなのかもしれませんね。
それではまた次回お会いしましょう。
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