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光堕ちとは一体何か?闇堕ちとの関係性や人気の理由について解説!!

この記事は約5分で読めます。

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以前に「闇堕ち」についての記事を取り上げたことがありました。

その時に少し触れたことについてのお話になります。

今回は「光堕ち」について解説していきたいと思います。

光堕ちとは何か?創作にはどう活用すればよいのかについて知りたい方は必見です!

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プリキュアでお馴染みの光堕ちの特徴など

光堕ち」という言葉の知名度は「闇堕ち」と比べると低いでしょう。

プリキュアシリーズをご覧になっている方は「あぁ、あの現象のことか」と納得されるでしょう。

その意味としては「闇堕ち」が「善人が悪人になる」こととすれば、「光堕ち」とは「悪人が善人になる」ことと解釈することができます。

それではこの光堕ちについて詳しく特徴を見ていきましょう。

[関連記事]創作ネタ「闇堕ちキャラの特徴!理由は正義のあり方にあった!?」

光堕ちとは

光堕ち」は便宜上「堕ち」と呼称していますが、当然悪いことではありません。

悪人であった敵キャラが主人公などの味方サイドのキャラクターと交流していく過程で、心情が変化し悪と決別するようになるのです。

また、単純に「仲間になる」だけでは光堕ちとは呼ばず、敵のままであっても心を入れ替えるとそう呼ばれるように、心の持ちようの変化が重要になります。

一度、闇堕ちしたキャラクターが再度良心を取り戻すことも一種の光堕ちと言えるかもしれません。

 

光堕ちが人気である理由は「悪の心を持っていた頃には見せない一面を読者に見せてくれること」や「辛くて厳しい悪から解放されて、優しい世界で生きていくキャラに読者が和むこと」などが考えられます。

後者の理由に関しては、生存の確率の低いようなシリアスな創作だと特にそう感じさせられることでしょう。

 

また、光堕ちする経緯は様々です。

特に戦いや恋愛など、心に大きく力が働きかかりやすい場面において光堕ちが発生する傾向にあります。

これらの経緯については後述します。

光堕ちした後の行動

光堕ちをすれば、原則として味方として行動するようになります。

その状態でよくありがちなのが「光堕ちをした途端に死ぬ」展開です。

これは光堕ちをして仲間にするには大きな過ちを犯し過ぎたキャラクターに対して行われる展開だと考えられます。

例えば「これまで人を何千人と殺してきたが、心を入れ替えて仲間になる」というのは、中々読者に受け入れてもらうのが難しいのです。

なので光堕ちをさせたり、その兆しを見せた段階で退場させてしまうことで、「過ちを犯していない来世なら……」と読者に思ってもらうことができるのです。

 

そのほかには、光堕ちをしたキャラクターは悪人だった頃に関連するような戦い方や衣装をまとうことが多いですね。

悪魔をモチーフにした衣装を着ていたのなら、光堕ちをした後は天使をモチーフとした衣装を着る。

技名が悪人だった頃と逆の意味を持つものに変化する。

このように悪の心を抱いていた頃からの変化をしっかりと描写すると、光堕ちをしたことに読者が実感を持ちやすいと思います。

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光堕ちを創作に活かすためのポイント

それでは次に、光堕ち展開を自身の創作に登場させる際に考えておきたいことについてお話します。

バトル物と恋愛物にわけて解説していきます。

バトル物における光堕ち

拳と拳をぶつけ合っていくうちに心も打ち解け合い、光堕ちへ至る展開は多いですね。

 

ポイントとしては単純に戦っているだけでなく、主人公などの味方キャラがチームワークを発揮していたり、何かを第一に考えて戦っていることを明確に描写すると良いでしょう。

それらは悪人である敵キャラには欠けているものであり、それに憧れを感じることで光堕ちををすることに説得力を持たせます。

何かが欠けているだけではありません。

余分な考えや、しがらみが主人公サイドに無いことに気が付いて惹かれることも考えられます。

 

一つここで考えておきたいことがあります。

それは「本当に光堕ちをさせて良いのか」という問題です。

誰も彼も光堕ちにして仲間にすれば良いわけではありません。

悪人は悪人だからこそ人気があり、安易に光堕ちをさせてしまうとその良さを損なうことになりかねません。

読者にとってそれぞれのキャラが何故人気なのかを知った上で、光堕ちをさせるかどうかを慎重に決定していきましょう。

[関連記事]創作でかっこいい悪役をつくるには?人気になる秘訣を考えてみよう!

恋愛物における光堕ち

感情の大きく揺れ動く恋は光堕ちに影響しやすいものの一つです。

 

好きになってから光堕ちをする」のと「光堕ちをしてから好きになる」のとではニュアンスが異なります。

前者は好意が光堕ちのきっかけになっており、後者は光堕ちが好意のきっかけになっています。

 

恋愛が光堕ちより先であれば、現状に強く苛まれることでしょう。

時には好意を心の奥底に隠し、最期まで敵として立ちはだかることも考えられます。

死ぬ直前に光堕ちをする代表例でしょう。

恋愛と悪、自身との葛藤などが色濃く描けます。

 

光堕ちが恋愛より先であれば、悪の心をもっていた以前との心のギャップに驚くような描写ができます。

恋愛も上手くいきやすく、総じてハッピーエンドになりやすいです。

ニヤニヤしてしまうような甘い恋愛物を目指すのであればこちらをオススメします。

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さいごに

今回は「光堕ち」についてお話してきました。

「光堕ち」を適切な言葉に言い換えるのであれば、あなたはどのような言葉を当てはめますか?

光昇天……光成仏……光改悛……なかなかしっくりくる単語を探すのが難しいですね。

 

それではまた次回お会いしましょう。

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