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前回は「俺女キャラ」に関しての記事を取り上げましたが、それに関連したテーマを今日は取り上げたいと思います。
俺女キャラと同じく一人称がキャラの個性を魅力的にしている「僕っ娘キャラ」についてお話したいと思います。
中性的なキャラを創作に登場させようと考えている人は特に必見です!
[関連記事]一人称が俺の女キャラの人気について!俺っ娘を創作に活かそう!
僕っ娘キャラの特徴と人気の理由
僕っ娘キャラとは「一人称が『僕』のキャラクター」を指す言葉です。
現実世界では、お目にかかることは少ないのではないのでしょうか。
一方、創作の世界では頻出のキャラクターです。
俺女キャラよりも採用率が高く、人気であることが伺えます。
それではこの僕っ娘キャラの特徴と人気の理由について考えていきましょうか。
僕っ娘キャラの特徴
「僕」という一人称は男性がよく使うものとして認識されているのが一般的でしょう。
男性のなかでも若年層のイメージがあったり、逆に高齢で落ち着いた男性が使っている印象を持っている人もいるでしょうか。
いずれにしても男性が使う一人称としてのイメージから、僕っ娘キャラも男性っぽさや中性的であるようなことが多めでしょう。
しかし、俺女よりはその影響は小さめであり、一切男性っぽさや中性的な面を持ち合わせていないキャラも少なくないのです。
他の特徴と言えば少し変わり者のような雰囲気を醸し出していたり、一匹狼のようなクールなキャラに使われることもあります。
俺女キャラとは異なり、「僕っ娘キャラだからこう!」といった固まった印象がないのが特徴的ですね。
[関連記事]中性的なキャラは何故人気?名前や一人称はどういったものが良い?
僕っ娘キャラが人気のワケ
僕っ娘キャラの人気は、「中性的なキャラが好きな人」と「『僕』という一人称が好きな人」と「僕っ子キャラの雰囲気が好きな人」からの支持で成り立っているのではないかと考えます。
特に中性的なキャラが好きな人は多く、カッコよさとかわいさを両立できることもあり男女ともに人気のあるものです。
中性的なキャラは好きでも、俺女キャラほど男性っぽさや荒々しさは求めていない。
そんな読者に、男性が使うにしても優しいイメージのある「僕」を使う僕っ娘がウケているのではないかと思います。
ちょうどいい塩梅の中性加減なのでしょうね。
これは勝手な私のイメージですが、俺女キャラは青年を連想させるのに対し僕っ女キャラは少年を連想させられるような気がします。
そのキャラに対しどちらの印象を持ってもらいたいかを、一人称を決める指標の一つにしてみてもいいかもしれませんね。
僕っ娘キャラを創作に活かすためのポイント
特徴と人気の理由を考えてきたので、次は自身の創作に僕っ娘キャラを登場させる際に考えておきたい点についてお話します。
バトル物と恋愛物に分けて解説していきますね。
バトル物における僕っ娘キャラ
僕っ娘キャラが戦うからといって、特にどうあるべきかは決まっていないでしょう。
クール系ならクールに戦うべきでしょうし、変わったキャラだと同じようにそう戦うべきです。
ただ、意識しておきたいことに「要所要所にしっかりと『僕』を入れる」があります。
これは俺女キャラにも言えることですが、折角特徴的な人称を使っているのにも関わらず、あまり使っていないことがあるのです。
現実でもそうでしょうが、案外一人称って使っていない人っていませんか。
それはある程度の一人称は省略してしまっても意味が通じるからです。
ですが、創作だと意識してセリフとして組み込まないと読者の印象に残りません。
二次創作で人称を間違えている人もいますよね。
あまりにもくどくどと一人称を繰り返すのは良くありませんが、必殺技の前や最中、登場時の台詞や決め台詞に意識して一人称を入れるようにするのをおススメします。
恋愛物における僕っ娘キャラ
僕っ娘キャラは恋愛物でも人気です。
クールな僕っ娘キャラ、優しい僕っ娘キャラ、中性的な僕っ娘キャラ、変わった僕っ娘キャラ。
それぞれの魅力が「僕」という一人称を使うことで一段階増すことになります。
特徴が強調されるんですよね。
またこちらも一人称ではなく、それぞれのキャラクターに合った表現が必要です。
特に人気なのが中性的な僕っ娘キャラでしょうか。
僕っ娘キャラは総じて平常時と恋愛時のギャップを強調するようなことは少なく、単純に恋愛を通して元からあるキャラクターの魅力が高まることを売りにできます。
それでも普段よりは柔らかい態度になるので、その様子に惹かれる人は多いでしょう。
意識しておくべきポイントとしてはバトル物と同じく「僕」を要所で使うことです。
それに加えて表記する際、漢字なのかカタカナなのかひらがななのかもセットで考えておくとよいでしょう。
普段漢字やカタカナにしておいて、恋愛シーンになったときにひらがなにすれば柔らかくなった印象を与えることができます。
逆に元がひらがな表記であれば、恋愛シーンに漢字やカタカナにすることで真剣さが伺えるようになります。
キャラクターや場面によって表記を変えることで表現の幅は広がりますので、是非お試しください。
さいごに
今回は「僕っ娘キャラ」についてお話してきました。
使いやすい一人称ですので、あらゆるキャラに応用が利きます。
中性的なキャラやクールなキャラがよく使いますが、それ以外のキャラでも魅力を引き立てるので是非とも創作キャラの一人として採用してみてくださいね。
それではまた次回お会いしましょう。
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