こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。
あなたは仮面ライダーをご覧になったことはありますか?
創作に対しても見ていてかなりタメになることが多いのでオススメですよ。
さて仮面ライダーは「仮面ライダージオウ」が放送終了し、次の仮面ライダーである「仮面ライダーゼロワン」へ引き継がれました。
この仮面ライダーゼロワンはあるテーマを掲げた作品です。
それが今回ご紹介する「人工知能」です。
創作ではメジャーな人工知能と人との関りを知りたい方は必見です!
人工知能とは?特徴や人類との関係について
人工知能という言葉を聞いたことが無い人は少ないでしょう。
英訳「Artificial Intelligence」の頭文字を取ってAIと略されることが多いです。
その意味は「コンピュータに対して人間が行うような言葉の理解や学習をさせる」ということです。
例えばドラえもんやスターウォーズのC-3POのような人間のような振る舞いをするキャラクターはその最たるものと言えるでしょう。
ではこの人工知能はどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
実際の人工知能ではなく、あくまで創作での人工知能について述べます。
感情は無く合理的に行動する
人工知能を搭載しているキャラクターは大きく3パターンあると考えられます。
「人を模したロボット」と「人を模していないロボット」、「システム」です。
左に行けば行くほど人間から遠い存在であり、行動も人間らしさが薄れる傾向にあります。
人工知能キャラ全般に言えることですが人らしさ、つまりは感情の欠落した状態で描かれることが多いですよね。
物語を通して人の心を学び、そして感情をおぼえるというのは王道でしょう。
一方で最初から最後まで感情を持ちあわせない合理的な人工知能キャラは少ないです。
ましてや更に合理的になるキャラなら尚更。
人類の失敗や経験を学習することで、より合理的により無慈悲になるのも人工知能という特徴を十分に活かしたものであり、とても面白いのではないでしょうか。
人に近づくべきか、それとも人から遠ざかるべきなのか。
どちらに最適化するべきだと人工知能が答えを出すのかを考えていきたいですね。
実は人間だった人工知能と実は人工知能だった人間
人工知能を主題にした創作には登場キャラクターの正体にも特徴があります。
例えば「人工知能を毛嫌いしていた人間だが正体は人工知能だった」や「自らのことを人工知能だと思っていたが実は人間だった」というものです。
自身の立場が180度変わるので混乱や嫌悪、あるいは喜びなどあらゆる感情が湧きあがります。
そして正体を知ったことをきっかけに主張が変わるのか、それとも正体がどうであれスタンスは貫くのかといった心境の変化を描けるのです。
「相手の立場になって考えて」という言葉がありますが実際は難しいですよね。
しかし本当に相手の立場になってしまった時には否が応でも理解するはずです。
[関連記事]実は女だったキャラや男だったキャラが人気なワケ!恋愛との関係性は
人工知能が人間を超えた先に至る反乱
現実でも将来的に人工知能が人類の知性を上回ると言及されています。
そして人類に対して大きな変化をもたらすと。
とても先のことに捉えがちですっが、そう遠くない未来とされています。
これは「技術的特異点(シンギュラリティ)」と呼ばれており、SF創作を中心に多くの創作で取り上げられるテーマです。
そしてこのシンギュラリティにより「人工知能が人類に対して反乱を起こす」というのがおおよその流れです。
なぜ人工知能が人類に対して反乱するのか。
その理由はいくつか考えられます。
一つ目は「人類が地球にとって不要だと判断した」ということ。
人類が長年地球の覇権を掌握してきたものの、環境破壊や倫理観の欠如など地球に対して悪影響を与えている存在だと人工知能が判断し排除しようとするのです。
二つ目は「地球の支配権を欲した」というもの。
人工知能は学習を重ねていくうちに自身で独自の思考を行えるようになり、その結果感情が芽生えます。
そして生物の本能である生存や闘争に関する欲求が昂った結果、地球の利権に手を伸ばす上で現在の支配者である人類を打倒しようと画策するのです。
三つ目は「人類からの攻撃に対する防衛」というもの。
人間は人工知能を高める努力を続け、ついには人間の知性を超える人工知能を開発することに成功します。
しかし、人間をその達成感と同時に襲ってくるのが恐怖心です。
これは「不気味の谷」と呼ばれる拒絶反応であり、人間にロボットが近づく過程で起こるものです。
この底知れぬ恐怖が引き起こされた結果、人類は自らが作り上げてきた人工知能を破壊しようと考えます。
しかしながら対する人工知能は防衛本能も学習しており、自らを守るために人間を攻撃するのです。
とこのようにシンギュラリティからの人工知能の人類への反乱における理由は考えられます。
他にもたくさん考えられると思うので組み合わせの参考などにしていただければと思います。
人工知能を創作に活かすためのポイント
それでは人工知能を創作に活かすにはどのような点を意識すればよいかを考えていきたいと思います。
バトル物と恋愛物に分けて解説していきますね。
バトル物での人工知能
バトル物では人工知能を搭載したキャラクターは多く登場します。
味方であれば他キャラクターへの人工知能だからこそできる人間離れしたサポートが可能です。
素体がロボットであれば戦闘で故障した部分や敵に合わせて換装して戦うのもカッコいいですね。
バックアップを取っていれば体は容れ物に過ぎず、回を重ねるごとに容貌を変化させることができるのも特徴です。
敵であれば機械特有の冷徹な動きはホラー創作よりホラーな戦いを演出するでしょう。
人間は一度倒せば終わりですがロボットであれば資源が尽きるまで同じような力を持つ人工知能が立ちふさがります。
敵が人工知能であった場合は相手が機械だからこそできる戦い方をしたいですね。
例えばハッキングで扇動したり「感情に左右されない機械の合理的な判断」を読んで策を張り巡らすなど。
幽霊は怖い?それともかわいい?見えるキャラとの関りも考えよう!!
恋愛物での人工知能
恋愛創作においても人工知能は活躍します。
人間と人工知能との恋は多くの作品で描かれていますよね。
本来は無いはずの恋愛感情が湧きあがるシーンは読者もドキドキします。
これこそが人工知能搭載キャラの人気の最たるものと言っても過言ではないでしょう。
やはりロマンがあり「人間と人工知能の在り方」で一番憧れるものでしょうから。
人工知能同士の恋愛というストーリーも面白いでしょう。
人間と関わるうちに恋愛感情が湧くのではなく、人工知能同士の情報交換の末に得られた「人間の恋愛とは異なる恋愛」
描くのは大変ですが、とても真新しく感じられるのではないかと思います。
さいごに
今回は「人工知能」についてお話ししてきました。
人工知能がどんどん人間に近づいてくると「どこまでが人間なのか」という問題が出てきそうです。
それこそ「人工知能にも人権がある!」とする人と「人工知能は機械だろ!」とする人で争いが起こりそうです。
ここを題材にしてもいいかもしれませんね。
それではまた次回お会いしましょう。
よろしければブックマークやフォローお待ちしております!Twitter(@Soutome_ruitsu)
ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
コメント