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世の中には色々な男性のタイプがありますが、それは創作の世界でも同じでしょう。
今回は創作に登場する男性キャラの特徴の一つである「ロールキャベツ系男子」についてお話したいと思います。
魅力的で人気の出やすいキャラを創作に登場させたい方は必見です!
ロールキャベツ系男子とは何か?特徴を探る
ロールキャベツって食べたことはありますか?
恐らくほとんどの方は食べたことがある料理でしょう。
ひき肉をキャベツで包んで煮た料理です。
さてこの料理から取られた男性の特徴こそが「ロールキャベツ男子」になるわけですが、意味としては「外見は大人しいが、内面は非常に積極的な男性」を指します。
キャベツを草食系男子に、肉を肉食系男子に当てはめて外面と内面の違いをたとえているわけです。
ではこのロールキャベツ男子、具体的にはどのような特徴を兼ね備えているのかを見ていきましょう。
一番はやはりギャップ
創作では定番中の定番であるキャラクターの人気につながるギャップを表現するのにロールキャベツ系男子はうってつけの設定でしょう。
普段大人しい男性がここぞという時に熱い一面を見せるというギャップは男女問わずにキャラクターの魅力に惹かれる要素でしょう。
「本気を出せば(恋愛や戦いで)強いキャラ」は人気ですが「それなら最初から本気出せよ」と読者に思われないように、あまり焦らすことはしない方が良いでしょう。
逆に多用すればいいのかというとそうではなく、ギャップがどんどん薄れていってしまうので作者の感覚だよりになりますが「ちょっと本気出す回数少ないかな」程度の頻度がベストな気がしますね。
肉食系と草食系の欲張りセット
ロールキャベツ系男子が人気の理由に「肉食系の魅力も草食系の魅力も味わえるから」というものがあります。
また、肉食系草食系のどちらか一方に偏っているのはあまり好きではないという方からの支持もあるでしょう。
あまり一人のキャラクターにあれやこれやと特徴を持たせすぎるのは何をアピールしたいのか結局わからなくなりますが、肉食系+草食系といったように二つぐらいの特徴を混ぜ合わせたようなキャラはお得感がありますね。
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ロールキャベツ系女子はどうなのか
ロールキャベツ系男子がいるのであれば、ロールキャベツ系女子もいて然るべきでしょう。
事実、ロールキャベツ系女子なる存在はいるようですがロールキャベツ系男子の方が圧倒的に認知度は上です。
「普段は大人しいのに内心は熱い女子」がロールキャベツ系女子です。
私はいいと思うんですが、どちらかといえばこの逆の方が人気なんですよね。
つまり「普段は熱いのに内心は大人しい」というギャップの方が主に男性読者にとっては好まれがちなんですね。
とは言え現状でロールキャベツ系女子を採用している創作が少ないということは、ここが狙い目のジャンルということでもあります。
他の創作と差別化をはかりたいのであれば一考の余地があるキャラクターでしょう。
ロールキャベツ系男子を創作に活かすには
では次にロールキャベツ系男子を自身の創作で登場させる際に考えておきたいポイントを解説していきます。
バトル物と恋愛物にわけて述べていきたいと思います。
バトル物でのロールキャベツ系男子
戦いの面において、ロールキャベツ系男子は人気です。
これはどちらかといえば男性読者に人気の展開である「冴えない主人公がふとした理由で本来の力を発揮する展開」ですね。
先ほども申し上げたように、「最初から本気を出せよ」と読者に思われないために熱い本性をあらわす頻度もそうですが、バトル物においてはこの「本性をあらわす条件」をよく考えておいた方が良いと思います。
「本気を出そう」と思って出せるのであれば今ひとつ魅力に欠けるでしょう。
「本気を出さざるを得ない」「否が応でも本性が剥き出しになる」
そのような内面を引きずり出す理由に相応しいトリガーを用意しておきましょう。
例えば特定の何かや誰かを貶された時、恐怖や怒りそしてトラウマなどが極限まで到達した際などですね。
また敵がこのトリガーを知った時にどう行動すのかも一緒に考えておきたいですね。
恋愛物でのロールキャベツ系男子
ロールキャベツ系男子は、やはり恋愛物で真価を発揮することでしょう。
普段見せることのない積極的なイケメンの姿にときめかない人間がいるでしょうか、いやいません。……やっぱりいるかもしれない。
そんなロールキャベツ系男子を恋愛物に登場させる際に考えておきたいのは「草食系の面を見せているときに肉食系だった頃の話をしたときの反応」です。
これは意外に描写を忘れているポイントであり、「普段とは違う彼、あら素敵」という受け手キャラの心情描写で終わっていることが割とあるんですね。
それだけでは非常にもったいないです。
このギャップを見せた時の様子を大人しい時のキャラに聞かせた時に見せる恥ずかしいやら誇らしいやら何とも言えない表情を見せることで、よりロールキャベツ系男子キャラが光るのです。
もちろんその時に受け手キャラがいやみったらしく話すのではなく、かっこよかったことや感謝の意を伝えながら例の活躍っぷりに触れるようにさせたいですね。
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さいごに
今回は「ロールキャベツ系男子」についてお話してきました。
本性をあらわした際に、わかりやすいように外見的特徴も変化させるのも手ですね。
目が鋭くなったり何かを外したり、目の色を変えたりと。
色々なかたちでロールキャベツ系男子の良さを引き出してあげてくださいね。
それではまた次回お会いしましょう。
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