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復讐をすることは悪いことなのか?なろう小説でも人気の展開について

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

 

物語の主人公やヒロイン、その他のキャラが生きる目的とすることの一つに「復讐心」があります。

復讐という行動は賛否のわかれるものであり、創作をするのであれば一度は考えておきたい事柄でもあります。

今回はこの「復讐についての賛否」を取り上げたいと思います。

復讐をテーマにした創作をつくりたい方は特に必見です!

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復讐は何も生まない!否定的な意見

まずは復讐に対して否定的な意見、そしてその理由についてまとめていきます。

終わりのない復讐の連鎖

復讐をすると今度は復讐された人間の親や兄弟、子供などの家族や親しくしていた仲間といったキャラが復讐をした人間に復讐を誓うということが予想されます。

つまり復讐が復讐を呼び、終わりのない復讐の連鎖に繋がるのです。

このようなことを危惧するキャラは、復讐をしようとしているキャラに対し警鐘を鳴らすことでしょう。

また、復讐しようとしているキャラの復讐心こそがこれまで延々と繰り返されてきた復讐によってうまれた結果である場合、復讐の連鎖を止めるために復讐心をぐっとこらえるような描写が必要でしょう。

あいつは復讐を望んでいない!

復讐を否定する際によく使われる言葉が「あいつは復讐なんてきっと望んでいない!」というものです。

既に故人であるキャラが善良な思想の持ち主であればあるほどこの言葉は使われることでしょう。

時には自分の身に起きるであろう惨事を予見して、当人から「もしものことがあっても復讐は望んでいない」ということを事前に打ち明けられていたというケースもあります。

そうでない限りはあくまで「あいつは復讐なんてきっと望んでいない!(たぶん)」となるので、今ひとつ説得力に欠けるような気がします。

とは言え善良なキャラが「俺を殺したあいつを殺してくれ」という様子も想像しがたいですが。

復讐をする様子についての苦言

復讐を行おうと怒りを露わにしているキャラに対して「お前、今の顔をよく見てみろよ!」や「それがお前のやりたかったことかよ!」といったように復讐自体の是非より、復讐を行おうとするキャラの様子・現状に異を唱えることも考えられます。

復讐を行うことは本人次第というスタンスをとるものの、表情を歪めながら復讐をしようとするキャラを見ていられないから止めに入るという行動は、先ほどまでの復讐を止める理由とは大きく異なります。

先ほどご紹介した二点は復讐と第三者への影響についての言及でしたが、今回は復讐をしようとするキャラ本人についての言及です。

案じている対象が違うんですね。

ですので復讐をしようとしているキャラと友情や愛情を繋いできたキャラであれば、こちらの言動がしっくりくるでしょう。

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復讐の何が悪い?肯定的な意見

次は復讐を肯定的な立場からとらえた場合には、どのような解釈があるのかを述べていきます。

復讐はやりたいからやる

復讐が良い悪いではなく、自身がそうしたいからするんだ」というスタンスのキャラも時折目にすることがあります。

肯定的な意見というより、結果的に復讐を行う理由になりますね。

復讐の連鎖や他人については一切考えずに突き進む様子は、復讐に悩んでウジウジするようなキャラが嫌いな読者にとっては好ましいキャラとなるでしょう。

自分の道を進んでいるといえば聞こえはいいですが、言い換えれば自己中心的な考えであるので、後々の展開で他者を過度に気遣うなどの行動をして矛盾してしまわないように気をつけてください。

[関連記事]鈍感キャラは恋愛物で何故人気?男女の特徴や嫌いになる人がいる理由

復讐や復讐の連鎖の対しての根本的な考え方

復讐の連鎖を悪とすると復讐という行為は悪になります。

しかし復讐の連鎖が悪という前提が無ければ復讐自体も悪ではなくなります。

復讐の連鎖は人類の歴史にとって重要な要素の一つであり、復讐心があったからこそ権力者の入れ替わりを促進し歴史が停滞すること無く常に変化し続けることによって発展ができた」という考え方がその一例です。

 

あるいは「復讐という感情も人を人たらしめる」というもの。

これは嫉妬憎悪などのマイナス感情にも同じことが言えるでしょう。

それらを悪として切り捨ててしまうと人は人でなくなるのです。

美しいところも醜いところもひっくるめて人ということですね。

復讐の連鎖が怖いなら連鎖する可能性を消す

復讐の連鎖に対しての非常に強引な解決法として「復讐したい対象を含めて関係者全員を皆殺しにすれば連鎖は起こらない」というものがあります。

暗殺対象に真正面から斬りかかろうが、目撃者を全員殺せば暗殺成功」ぐらい強引な理屈です。

無茶苦茶だと思いつつも少し納得しそうになるかと思いますが、この解決法には大きな欠点があります。

それは復讐対象の関係者達を殺した場合、更にその関係者達の関係者が復讐を誓う可能性があるです。

そうなるとどんどん関係者は増えていき、突き詰めると人類全体という規模になりかねません。

それはそれで面白い創作が作れそうですが、復讐をテーマにした物語というより大量殺人者をテーマにした物語になってしまいます。

実際にはあり得ませんが、復讐対象の関係者は限られており彼らを根絶やしにすればそれ以上の復讐は発生しないという前提を設けてしまうのも創作ですから選択肢には入ってきます。

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さいごに

今回は「復讐についての賛否の意見」についてお話してきました。

復讐に対して賛成反対だけでなく、キャラの数だけ考え方が異なっているというのが理想ですね。

各人の考えをぶつけあって答えを探していくのが醍醐味ですから。

そこに読者も巻き込んで、より創作に思い入れをもってもらえるようにしていきたいですね。

それではまた次回お会いしましょう。

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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。

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