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以前に当サイトで取り上げた「オタク」
そちらではオタクの種類や定義についてお話しました。
今回はそのオタクという特徴へ更につけ加えたテーマをご紹介します。
そのテーマというのは「オタサーの姫」と呼ばれるものです。
濃いキャラを創作に導入したい方や、好かれるタイプのオタサーの姫の特徴を知りたい方は必見です。
オタサーの姫とは何か?特徴と一緒に考える
オタサーの姫の意味とは「オタクサークルに属する多くの男性にちやほやされる単独の女性」というものです。
なので女性オタクがまだ明るみになることが少なかった頃に生まれた言葉だということがわかります。
今はオタサーに女性がいることはそんなに稀少なものではないですからね。
さてこのオタサーの姫ですが、どのような生態が一般的に考えられているのでしょうか。
その特徴を一緒に見ていきましょう。
ゲームや実生活での姫待遇
オタクといえばゲームが密接に関わっていますが、オタサーの姫はゲーム上で姫待遇を受けることが多いのです。
例えばレアなアイテムをそれとなく「欲しいなぁ」とつぶやくだけで周囲の男性が我先にそのアイテムを差し出すのです。
RPGでは「姫のことは僕が守る!」と皆が率先して姫を守ります。
このような姫待遇はゲームの世界にだけに留まりません。
現実世界でも同じようなことが言えるのです。
欲しいものを匂わせれば手に入り、嫌いな人間をほのめかせば共感してくれる。
これは確かに姫ですね。
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ファッションはオタク受けするもの
オタサーの姫の服装は「いかにもアニメキャラが来てそうな服」であると考えられがちです。
ニーソやツインテール、ロリータファッションや猫を基調とした服装などが代表的です。
肝心のビジュアルはどうなのかと言えば「一般的に見れば中の下」というランク付けがされることが多いです。
これは実に絶妙なラインなんですね。
美人や並のビジュアルであればオタク諸兄は「自分では視界にすら入らないだろうな」と離れていってしまいます。
逆に下のビジュアルであれば「いや流石に……」と近づこうとしません。
しかし「中の下」というラインであれば「俺でもお近づきになれる!」とハードルが下がり尚且つ関わりたいという気にさせるわけです。
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サークルクラッシャーと化すことも
オタサーの姫とその囲いの男性は恋愛関係になる可能性があります。
それゆえサークル内で誰かが姫と結ばれた場合にサークルの崩壊が始まることがあるのです。
姫に男性が近付くのは「友達になりたい」「面白そう」という考えの他に一番考えられるのはやはり「姫と恋仲になりたい」というものでしょう。
ゆえに自分以外の誰かしらが姫と結ばれるとサークルに居る意味や姫と交流する目的が無くなるのです。
なのでそこでいざこざが起こりサークルが潰れてしまうのです。
しかし本当のオタサーの姫はそこは弁えています。
「自分に気があるのでは?」とサークル員に感じさせながらも、決して必要以上に近づかないのです。
この絶妙な距離感を保つことはサークル員同士の結束力すら高めることに繋がり、より強固な姫体制が出来上がるのです。
オタサーの姫にとってサークルこそが城です。
城主として城を堅牢にするのは当然でしょうね。
創作においてオタサーの姫が好かれるパターンと嫌われるパターン
オタサーの姫という属性は好き嫌いが分かれやすいです。
確かに特殊なあり方ですから無理もありません。
では創作においてはどういうオタサーの姫キャラが好かれ嫌われるのかを考えていきたいと思います。
嫌われるオタサーの姫とは
オタサーの姫が嫌われるパターンは先ほどお話した「恋多きサークルクラッシャー系」でしょう。
その理由としては単純にコミュニティを破滅へ導くことに対する嫌悪感は当然のこと、現実のようなドロドロを見せつけられたという不快感が考えられるでしょう。
オタクサークルというくくりではありますが、やっていることは昼ドラのような内容のものもあり苦手とする人もいます。
ましてや読者層もオタクであることが殆どだと思うので自身の体験と重ねたりなどして余計に毛嫌いされることが考えられます。
話の展開としてちょいキャラとして出すのであれば起爆剤にはなりますが、そのキャラで人気を獲得しようとするのであればなかなか難しいのではないかなと考えられます。
好かれるオタサーの姫とは
では逆に好かれやすいオタサーの姫とはなんだというお話です。
考えられるものとして挙げたいのが「恋愛を匂わせない姫」といったところでしょうか。
例えば「サークル員を忍者の手下のように扱うカッコいい姫」や「サークル員からはポンコツ扱いされているマスコット的な姫」です。
オタサーの姫とは恋愛あってのものですが、恋愛の色を出してしまうとどうしてもこじれてしまいます。
ですので男性に囲われているという特徴を面白く、そして時にはかっこよく演出させる方にシフトした方が新鮮味がありドロドロ感を感じさせなのでオススメです。
もっともそのドロドロギスギスしたのが好きな人を読者のターゲットとするなら話は変わってきますが。
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さいごに
今回は「オタサーの姫」についてお話ししてきました。
あなたの周囲でオタサーの姫を見たことはありますか?
一目見れば「あっ……」とわかるはずです。
もっともオタサーの姫や忠臣は自覚が無いことがあります。
それで平和に事が進んでいるようなら見守ってあげてください……
それではまた次回お会いしましょう。
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