こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
「来世に期待」という言葉ありますよね。
よく自分がモテないと思っている人が使う言葉ですよね。
来世、つまり次に生まれ変わった世界でモテるように期待したいという意味ですよね。
この生まれ変わることができるという考え方は「輪廻転生」と呼ばれます。
今生きている世界を「現世」、生まれ変わった先の世界を「来世」と呼称します。
そして現世の前に存在していたとされる世界は「前世」と考えられています。
今回はこの「前世」についてお話したいと思います。
運命や因縁といった決して切れない関係をキャラ間で描きたい方は必見ですよ!
前世とは何か。具体的に解説
前世とは現世の前に存在していたとされる世界……
少しわかりづらいでしょうから説明しますね。
私たちが誕生する前はいったいどこにいたのかって考えたことはありませんか?
生まれる前に居た場所を大抵の人は「無」であると感じているでしょう。
だって覚えていませんよね?私もそうです。
しかし中には「生まれる前は別の誰かだった」と考える人がいるのです。
この「誰か」というのは人間だけではありません。
動物だったり魚だったり虫だったりするわけです。
このような生まれる前に別の何かとして人生を送っていた世界を前世と呼んでいるのです。
前世と記憶の関係とは
前世という存在があることを信じている人がいると述べたのですが、中には実感をもって前世を確信している人がいるそうです。
つまり前世の記憶があるという人です。
例えば幼い子供が知らないような難しいことを誰に教えてもらったわけではないのに知っていて「生まれる前に知った」というケースがあるそうです。
本当に前世を知っているかどうかは別として面白い話ですよね。
前世からの記憶というのは創作において重要になってくるので覚えておきましょう。
前世という設定を創作に活かす
それではバトル物と恋愛物、そしてギャグ物にわけて前世というテーマを掘り下げていきますね。
現世や前世というのは来世をモチーフとした「異世界転生」という絶大な人気を誇る設定には勝てないかもしれないが、魅力自体は引けを取りません。
是非創作への活用を検討することをオススメします。
バトル物における前世とは
バトル物では前世の因縁を扱うと読みごたえのある作品に仕上がります。
前世での因縁は現世での敵対関係を更に強くする効果があります。
前世では決着がつかなく、現世にまで持ち込まれることになった深い亀裂ですね。
現世で特に敵対する意思が無くても、前世の記憶のせいで争い合うことが避けることができないという設定もいいでしょう。
最初から前世の記憶を持ち越した状態でもいいですし、戦いを通して徐々に前世の記憶が蘇っていくのもありです。
戦いの最中には「前世」という設定を最大限に活かすために、例えば「前世では深い傷を負うきっかけとなった攻撃を回避する」といったように前世の経験があったからこそのピンチの切り抜けを演出できるとよいですね。
前世の自分と現世の自分を別として考えるのであれば、現世の自分の危機に前世の自分が助けにやってくるという展開もいいのではないでしょうか。
恋愛物における前世とは
「運命の出会い」ってよく耳にしますよね。
これは当然「現世の運命」を指すわけですが、「前世からの運命」とすればより強固な運命だと感じますよね。バトル物と同じです。
前世では叶わなかった恋を、現世で叶えようと奮闘する……というのは人気があるでしょう。
主人公だけに前世の記憶がある。思い人にだけ記憶がある。両方に記憶がある。両方に記憶がない……
前世の記憶の有無によって考えられるストーリーが変わってきます。
どちらかだけに記憶があるのであれば、無い方とのすれ違いが描けるでしょう。
どちらにも記憶があれば前世のような苦難がデジャヴとして襲い掛かってくるのを、現世で打破していくストーリーが展開できます。
どちらにも前世の記憶がないのであれば、それこそ運命と言えるでしょう。
無意識のうちに前世の縁に引っ張られて惹かれあうわけですから。
ギャグ物における前世とは
コミカルな創作でも前世というキーワードは汎用性が高いと言えるでしょう。
それでこそ冒頭でお話したように人間以外の生物が前世だったという設定が面白くていいと思います。
例えば前世でナメクジだったから塩が苦手とか、前世が馬だったので人参が大好きとか……
前世で得意だったから現世でも得意……というわけではなくて、現世の体が前世の記憶に追い付かずに思い通りにいかなくなるというのもおもしろいでしょう。
まとめ
今回は「前世」についてお話してきました。
あなたは前世という存在について信じていますか?信じていませんか?
私は信じたいけど信じていません……夢の無い人間です。
創作では大好きなんですけどね。
前世というテーマテーマを扱えば、異世界転生のように「来世」が注目されているからこそ、人気を獲得できるかもしれませんよ!
以下に「前世」を創作に取り入れたいときに参考になる作品を掲載しておくので、是非チェックしてくださいね。
それではまた次回お会いしましょう。
よろしければブックマークやフォローお待ちしております!Twitter(@Soutome_ruitsu)
ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
コメント