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ファンタジー創作の主役を飾る王道ヒーローといえばどんなキャラが思い浮かびますか?
魔法使いや騎士などでしょうか。
そのようなキャラに引けを取らないキャラが存在します。
それが今回ご紹介するの「勇者」です。
ファンタジー創作をつくろうと考えている方や今流行の勇者キャラとはどんなものか知りたい方は必見です!
ゲームなど創作に出てくる勇者キャラの特徴
勇者を扱った作品は多く存在します。
古くから扱われてきた設定であり、今なお多くの読者の心を掴んでいます。
そのような勇者キャラは創作ではどのような特徴を備えて登場するのでしょうか。
一緒に見ていきましょう。
勇者の子孫、次期勇者候補
昨今の勇者を取り扱っている創作で一番多いのは「勇者の血筋を継いでいる次期勇者候補」という設定です。
最初から完全な勇者というわけではなく、そのキャラのお爺さんやもっと上の世代の先祖が勇者であり、自身も勇者になる定めを背負っているというものです。
勇者になる過程を描くことでキャラの成長を実感することができ、あくまでスタートは一般人ということで読者の視点に近く、置いてけぼりにされることが無いというのが良い点でしょう。
戦っている最中やちょっとした話の返答で「勇者らしさ」を感じさせられるエピソードがあれば面白いのではないのでしょうか。
勇者のパーティと魔王
勇者キャラというのは単独で行動することが少なく、少人数のチームで行動することが多いです。
ゲームをよくする方であれば「パーティ」という言葉がしっくりきますよね。
勇者の戦法を中心に考えて、それを補えようにパーティを構成すると戦闘の見栄えが良くなるでしょう。
そして勇者御一行の目的と言えば魔王の打倒でしょう。
世界の平和を脅かす魔王を討伐することこそが勇者の役割です。
その通りに魔王を打倒するのもいいですし、対峙した折に「事実は違っていた」として魔王は敵でなく共闘して真の敵を打ち倒しに行くという流れでも良いでしょう。
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異世界転生やスローライフが関係する勇者
勇者キャラが活躍する創作では「異世界転生」と「スローライフ」が深く関わっていることがあります。
生前は一般人に過ぎなかった主人公が死後、勇者として異世界へ転生するという流れがオーソドックスです。
ファンタジー世界の一般人が勇者になるのと、現実世界の一般人がファンタジー世界の勇者になるのとではその高低差が後者の方が大きいですよね。
より夢のあるストーリーに仕上げることができます。
一方で勇者がスローライフを満喫することをテーマにした創作も存在します。
スローライフを送るということは限りなく一般人になるということですから先ほどの異世界転生とは逆ですね。
ファンタジー世界にいた勇者が現実世界に異世界転生して、責務から解放された生活を送る創作も存在します。
どちらも「日常から非日常へ」というものが主題です。
いくらファンタジー世界の色鮮やかな毎日を送る勇者であっても、ずっとその環境にいたのならばそれは紛れもなく「日常」なんですよね。
日常から脱したいという願望のある読者が多いことを反映したこれらの設定は人気があります。
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創作に勇者キャラを登場させる際に考えておきたいポイント
勇者キャラの特徴を押さえたところで、次に彼らを創作で活かす際のポイントを考えていきましょう。
バトル物と恋愛物に分けて解説していきます。
バトル物での勇者キャラ
勇者の戦い方と言えばどのようなものをイメージしますか?
正面切って大剣を振るったり、炎の魔術を使いこなしたりというのがパッと思いつきやすいですよね。
もちろんそのような戦法の勇者キャラをつくるのもいいでしょう。
他の人の作品と差別化したいのであれば、勇者の戦い方も一ひねり加えてみましょう。
例えば勇者でありながら魔王が扱うような死霊術をメインに扱っていたり、剣も魔法も使わずに現代武器を使いこなして圧倒するのも面白いでしょう。
それだけではなく戦いのスタンスも変えてみてもよいでしょう。
敵であれば容赦なく叩き斬り、命乞いをさせないような勇者もカッコいいですね。
王道に沿うか外すかは他のキャラとの相性を考えて判断したいですね。
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恋愛物での勇者キャラ
勇者と恋愛関係に陥りやすいキャラと言えば町娘だったり旅を共にしている女騎士だったりしますよね。
あとは魔王との恋愛も人気です。
元は一般人であるという設定が多い勇者キャラなので「最初は勇者として認めていなかったものの、旅をする中で勇者として認めたのち恋をおぼえる」というのが自然な流れでしょうか。
勇者という設定で恋愛面で考えておきたいのは「世界の平和を取るか、愛する人を取るか」という選択ですね。
もちろんそんな二択は無いに越したことは無いんですが、もし恋愛対象が魔王など大多数の人間と敵対関係にある存在であった場合には考えておく必要があるでしょう。
あるいはどちらも選ぶ、どちらも選ばないという例外もあります。
これは物語のエンディングに直結するものなので慎重に考えておきたいですね。
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さいごに
今回は「勇者」についてお話してきました。
勇者は主人公である作品は依然として多いですが、魔王を主人公とし勇者を敵とする創作も随分と増えてきたように感じます。
魔王から見れば勇者は魔王であり自身こそが勇者であるとも考えられますよね。
これは正義と悪とは何かに通ずるテーマでもあるので興味深い内容です。
それではまた次回お会いしましょう。
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