こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
創作をする上で始めに考えておかなければならないことがあります。
それは創作を「アナログ」か「デジタル」のどちらで表現するかです。
それぞれの長所と短所を解説していきたいと思います。
どちらにしようか悩んでいる人は是非参考にしてください!
アナログを使用した創作について
まずはアナログの方から考えていきましょうか。
アナログ創作は筆と紙を用いたものです。
メリットとデメリットに分けてみました。
アナログ創作のメリット
一番の利点はやはり「誰でも気軽に始めることができる」という点でしょう。
これがイラストを描くことでも、小説を書くことでも変わりません。
紙とペンさえあれば老若男女問わず楽しむ事ができます。
それから「コストが安い」ということ。
ペンも紙も標準的なものであれば百円ショップでもセットで売っており、コストがかかりにくいですね。ただそこそこの画材を揃えるとなると結構費用はかかります。
ペンと一言で言っても色々存在します。
豊富な色のある色鉛筆、味のある字を書ける筆ペン、美しいグラデーションをかけることのできるコピック、繊細なデザインが可能なシャープペン。お好みのペンを選んでくださいね。
そしてアナログで描く絵には「あたたかさ」や「やわらかさ」があります。
これには紙の材質による影響も大きいですね。ボコボコとした紙の表面は輪郭をぼかすように見せる効果があります。
それが独特のあたたかさを生み出しているのだと考えています。
アナログ創作のデメリット
一方でデメリットとしては「やり直しがききにくい」というところでしょうか。
消しゴムで消したり、上から色を追加したりしてある程度のカバーはできるのですが完全には元に戻りません。
消そうとしてにじんでしまったり、紙が破れてしまったりしたことがある方は多いでしょう。
そしてもう一つは「web上に載せずらい」という点です。
誰かに見て欲しくてTwitterに載せようと写真を撮ると、角度によって絵が違って見えてしまうんです。
これはバランスとしておかしく見えてしまったり、色の発色がおかしくなったりですね。
綺麗に紙にアナログイラストを写すことのできるスキャナーで取り込む必要があります。アナログを専門にしている方は購入することをオススメします。
デジタルを使用した創作について
お次はデジタルですね。
デジタル創作はPCやタブレットを使用して行います。
SNSをはじめとするネットが普及した現在ではこちらを使用するパーセンテージが随分と増加しています。
こちらもメリットとデメリットに分けて考えていきましょう。
デジタル創作のメリット
デジタルでの創作は「使用するソフトやアプリケーションの豊富さ」が特徴的ですね。
イラストを描く上では「SAI」や「CLIP STUDIO PAINT PRO」が人気です。
ソフトを有効に活用できるような書籍も出ているので、自分好みにカスタマイズして使用することが可能です。
そして「Webとの親和性の高さ」も挙げられるでしょう。
描いた画像をアップロードして公開したり、小説をまとめてサイトに載せることが容易にできます。
小説では原稿用紙にいっぱい書くより、小説サイトに書き込むとコストの削減が可能になります。
それから「修正が簡単」という点もありますね。
例えばctrlとzキーを押すだけで一つ前の状態に戻すことができます。当然汚れなどなく、完全に元通りです。
段階ごとに保存しておくとより良いでしょう。表情の差分を作るのも簡単になります。
デジタルのデメリット
デジタル創作にも不利な点は存在します。
まずは「コストが高い」ということです。
厳密に言えば初期コストですね。長期的に考えた場合ではそうでもないと感じるのですが、いかんせん手軽に始められるかといえば怪しいです。
「アイビスペイント」など無料のアプリをタブレットで使うこともできますが、やはり有料のソフトには及びません。
そもそもPCなりタブレットなり所持するところからとなれば、もっと初期費用は高くなります。
まとめ
アナログ創作とデジタル創作はどちらがいいということありません。どちらもいいんです。
あなたの創作する環境に応じて選択してください。
ベストなのはどちらにも触れてみて、肌で自分に合う方法を探すことですね。
私はどちらも使用してきたので今回このような比較記事を書いたわけですが、こういう話をしていると無性に絵を描いたり小説を書きたくなってくるのは創作家の性なんですかね。
それでは今回はこの辺で。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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