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創作をする人の中には創作をする理由に「現実が嫌だから」というのが頭にある人もいるでしょう。
現実というのは、なかなかにうまくいかないことが多くて嫌になるでしょう。
そのような人が多い中で、現実と非現実を絡めたある設定が今人気なんですね。
それが今回ご紹介する「仮想現実」です。
主になろう系や一般のラノベで創作しようと考えている方は特に注目です!
仮想現実とは
仮想現実は英語で「Virtual Reality」と訳される言葉です。
「VR」と略せば聞き覚えがある方もいるでしょう。
仮想現実の意味は簡単に言えば「現実にはない物を五感を通して存在しているかのように体験できる空間」ことを指します。
仮想現実とゲーム
仮想現実・VRといえば「PlayStation VR」を連想する方がいるでしょう。
ゲームと仮想現実の関係は非常に相性がいいのです。
今の段階ではVR装置を頭にセットして臨場感を増すようになっていますが、これから先技術が進歩していくと本当にゲーム内の世界にいるとしか思えないほどのクオリティが再現できる日が来るでしょう。
そのようなゲーム進歩の影響もあってか創作小説や漫画においてもゲームを仮想現実に繋げる入口として設けることは多いですね。
大人気ライトノベル作品「ソードアート・オンライン」はこの代表例でしょう
一方でPCから仮想現実に繋げる創作は少なめですかね。
その分スマホを題材にした作品は増加傾向にありますし、「いかに身近なところからアプローチできるか」というのが重要と言えるでしょう。
ゲームとはあくまで現実ではない非現実です。
しかし仮想現実を取り扱う作品は「ゲームやPCなどの非現実的な空間が現実のものになってしまう」という展開が人気です。
例えばゲームで敵に倒されるとゲームオーバーになりますよね。
普通のゲームならコンテニューするだけでしょう。
しかし仮想現実作品ではゲームオーバーした瞬間にプレイヤーが実際に死ぬのです。
そんな感じでゲーム中で起こった出来事が現実に影響を及ぼすんですね。
そして創作する際には最初から「ゲーム中で起こったことが現実にも影響する」と知らされているか知らされていないかも考えておきたいですね。
知らされていた場合と知らされていない場合では空気が違いますから。
サバイバルが念頭にあり最初から全員殺気立っている空気なのか、予期せぬデスゲームに殺気立っている者や不安で怯える者や皆を安心させようとする者がいる空気が描けるでしょう。
創作に仮想現実を活かす
それでは自身の創作に仮想現実を取り入れる時のポイントをご紹介しましょう。
今回はバトル物と恋愛物にわけて考えていきますね。
バトル物における仮想現実
今のトレンドは前述したように「ゲームの世界で起きた事象が現実世界に影響する」という設定です。
この設定が人気なのは緊張感だと思うんですね。
ゲームでは絶対に死なないという安心感が、一歩間違えると死につながるという緊張感へ変化する落差がいいのです。
人気の設定なのでこの設定は多いですね。
しかしこの逆となると数は極端に減少します。
つまり「現実世界で起きたことがゲームの世界に影響を及ぼす」ということです。
例えば現実世界でご飯を食べるとゲーム内のキャラクターが回復するとか。
ゲームを攻略することが物語上の目的で、現実の行動はその攻略法にすぎないという設定です。
こちらの設定では緊張感こそ薄れてしまいますが、他の作品との差別化や新鮮味で人気を得ることができるでしょう。
恋愛物における仮想現実
恋愛を主題にした作品をつくるときには現実世界と仮想世界に主人公と思い人を別々に登場させるのがオススメです。
主人公という特性上、主人公が現実世界の住人で思い人が仮想世界の住人とするのがストーリーを進行させやすいでしょう。
ゲームにはクリアするとエンディングが訪れますよね。
ゲームの終わりです。
つまり二人の別れも来てしまうのです。
そこでそのまま別れてしまうのか、主人公が異世界転生のように仮想世界に行くのか、それとも思い人が現実世界に来るのか。
ゲームのエンディングと同じようにストーリーのエンディングもいくつも考えることができるでしょう。
異世界転生という言葉を用いたのですが、この設定の人気が仮想現実設定の人気を後押ししているとも考えられるでしょう。
もっとも死んではいないので「異世界転移」と表現した方が適切でしょうか。
いずれにしても冒頭にお話したように「現実が嫌」だと感じる人が増えた結果、仮想現実や異世界転移を見たいと思う読者の増加につながっていると考えています。
[関連記事]アニメやラノベで異世界転生が人気の理由とチートの関係
まとめ
今回は「仮想現実」についてお話してきました。
創作の世界でのお話ではあるものの、現実での技術進歩の早さから、そう遠くない未来で実現可能な題材なのは面白いですよね。
以下に「仮想現実」に関連した作品と体験できるプレイステーションVRを掲載しておくので、是非チェックしてくださいね。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
コメント
毎回創作への疑問への意見やアドバイスが書かれてて、参考になりますし、見ていてとても楽しいです。
これからも頑張ってください!
コメントありがとうございます!!!
そう言っていただけてとても嬉しいです。
私自身も創作をする人間として、これからも創作する皆さんのお力になれればなと思っております。
今後とも当サイト「そうとめ」をよろしくお願いします!