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主人公が最強のアニメや漫画にはどんな作品がある?人気の秘密に迫る

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

 

アニメを視聴したり、漫画を購入するに至る決定打は人それぞれあると思います。

例えば「絵が綺麗」「好きな声優が出ている」「男性キャラだけが出ている」「女性キャラがかわいい」など。

もちろんあらすじに目を通してストーリーや設定が決め手になるという人も多いはずです。

では設定を重視する人の中で人気の高い内容とは何なのでしょうか。

それが今回ご紹介する「主人公が最強」という設定です。

恒常的に読者に人気のある創作を作りたいと考えている方は必見です!

[関連記事]アニメやラノベで異世界転生が人気の理由とチートの関係

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主人公最強とは

これまでの記事でも主人公に対しては度々言及してきました。

物語の主軸となる主人公の魅力は物語自体の魅力につながると言っても過言ではないでしょう。

 

今回は「主人公が最強」というテーマですがそもそも「最強」とは何をもって最強と定義するのでしょうか?

「最強」の定義として考えられるパターンごとに見ていきたいと思います。

単純にパワーが最強

もっとも想像しやすいのはこのタイプの最強主人公でしょう。

能力や武力が作中でトップクラスの主人公ですね。

例えばワンパンマンストライク・ザ・ブラッドが該当するでしょう。

単純に視覚的にわかりやすい強さということが人気が高い理由だと考えられます。

 

パワーが最強ということを隠している主人公が多く見られるのも特徴的ですね。

後はやれやれ系主人公と呼ばれるタイプの主人公と兼ねているケースも見られますね。

[関連記事]やれやれ系主人公がうざい!?なろうで人気設定だが……

頭脳が最強

最強に位置するのは何も腕っぷしの強さだけではありません。

巧みな戦略を立て相手を翻弄することが誰にも負けないほどであれば、それはまごうことなく「最強」なのです。

コードギアス 反逆のルルーシュノーゲーム・ノーライフなどが該当するでしょう。

頭脳が最強な主人公の作品の魅力とは「駆け引き」にあると思います。

強敵との対峙を、武力ではなく持ち前の明晰な頭脳で打開していくことの爽快感が魅力ですね。

心理描写が中心となるため単純な展開ではなく濃厚なストーリーが繰り広げられるのも持ち味ですね。

 

それなら力を強調する最強系主人公ではなく、頭脳派主人公を描けばいい。

そう思うかもしれません。

しかしこの手の主人公を描写するには決定的なデメリットがあるのです。

 

とても簡単なことです。

それは「作者自身が頭が良いこと」というのが前提であるのです。

頭脳派の主人公をベースに物語が作られるのですから、必然的に物語全体も頭を使うものになるでしょう。

ですから作者の頭がよくないと主人公はもちろん、物語全体も非常にチープなものになります。

この「作者の頭の良さ」というのが存外にハードルが高いため頭脳派主人公の割合はパワーが最強系主人公に比べて随分と少ないです。

ですので創作に登場させる狙い目は断然こちらであると個人的には考えております。

その他考えられる最強系主人公

もっぱらバトル系創作だけに強調されがちな最強系主人公ですが、「最強」に属するのは他にも存在します。

例えば恋愛創作での最強系主人公ですね。

校内で一番かっこいい

これも最強といえば最強ではないでしょうか。

 

他には料理系創作なら

一番料理が上手

なるほど最強ですよね。

 

このように「あるジャンルで右に出る者がいない」と言わしめることができる主人公であれば、バトル・非バトルに関わらず「最強主人公」を名乗れるのではと思います。

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主人公が最強である創作に関しての注意点

主人公が最強である創作には気を付けておきたいことが2つあるのでお話したいと思います。

「主人公が最強」は何故人気なのか考えた上で活躍させる

「主人公が最強」という設定が人気のワケは、「読者が主人公に自己投影して酔いしれることができる」や「敵を蹴散らす爽快感が味わえる」などが考えられます。

確かに物語を第三者視点で俯瞰的に見ている読者は存在します。

しかし「主人公最強系創作」では大多数が主人公に自己投影して物語の空気を味わっているのです。

 

「最強系主人公」といえど「不敗主人公」ではありません。稀に例外はありますが。

強い力を持っていながら何かしらの理由で負けることがあるでしょう。

負けることに関して、読者は主人公に人間味や、自己投影してリベンジに燃えることでしょう。

しかし負け続けたらどうでしょうか?

いつまで経っても勝てない。毎度毎度負ける。

これではフラストレーションが好奇心を上回ってしまうのです。

主人公に自己投影している人が多いのですから、必要以上に負けを見せ続けられるのは苦痛でしかないでしょう。

 

逆に勝ってばかりで負けなしでも展開にマンネリやご都合展開を感じるはずです。

 

ですので最強系主人公を登場させる作品では「少ない割合で負けつつ、多くの割合で勝つ」という配分でストーリーを進行させるのが望ましいと考えられるんですね。

敵が弱すぎる。頭が悪すぎる。

パワーが最強の主人公は頭脳最強主人公に比べると、確かに描写の難易度は低いでしょう。

しかしそれは比べた場合であって、決して描写の程度が低いと言っているわけではありません。

 

作者が「力の強さ」という表現の方法を知らないあまりに、敵がへなちょこにしたり頭がびっくりするほど悪くして、作者の足りない描写力を補おうとするのはやめましょう。

 

例えるなら読者が「ライオンとトラの白熱したバトル」が見たいと思っているのに、ふたを開けると「ライオンがフンコロガシを追っかけてドヤ顔してるだけ」みたいな。

一体何を見せられてるんだ……」という感情になるはずです。

 

ですので主人公の強さは周囲のキャラを弱くして表現するのではなく、あくまで強キャラがひしめく中でも抜きんでている主人公がいるといった感じに表現していきましょう。

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さいごに

今回は「主人公が最強」という設定についてお話してきました。

この設定ってラノベが出だしてから流行った設定のように見えて、実は古今東西好まれてきた設定なんですよね。

日本でいうと「金太郎」とか「仮面ライダー」、海外では「ギリシャ神話」や「アメコミヒーロー」といった感じに人気は場所と時代を選びません。

それだけしっかりした人気がある設定なので是非とも有効に自身の創作に取り入れたいですね。

以下に「主人公が最強」の作品を掲載しておくので、是非チェックしてくださいね。

それではまた次回お会いしましょう。

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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。

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