こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
突然ですがあなたの人格はいくつありますか?
「……なにいってんだこいつ?一つに決まってんじゃん」
そう思いますよね。大抵の人はこの質問に「一つ」と回答するはずです。しかし世の中にはこの「人格」が一つでは無い人が存在するんですよね。
ということで今回は「二重人格」についてお話します。
創作において特殊なキャラクターを登場させたい方は必見ですね!
二重人格の特徴とキャラクター
人格が二つ存在すれば二重人格ですし、三つ存在すれば三重人格になります。これらはまとめて「多重人格」と呼称されます。
この多重人格は医学用語で「解離性同一性障害」と呼ばれる病気なんです。
主にトラウマレベルの経験から発症する人間の防衛本能のあらわれです。例えば辛い拷問のような生活の中で逃げ道として別人格を形成し、それに辛い経験をしてもらったりするんですね。そうして元である主人格を守ろうとするんです。
この記事では創作では二重人格のキャラクターの比率が高いので今回はそちらにクローズアップしていますが、現実世界においては二つだけではなくもっと複数の人格が宿っているケースも多いのです。
アニメなどに登場する二重人格キャラ
前述のように創作の世界では多重人格の中で二重人格を取り扱う割合が高いですが、その理由としては物語が煩雑になるという点でしょうか。いくつも人格を形成しすぎると見ている人が混乱してしまいますからね。
参考として以下にアニメに出てくる二重人格を持ったキャラを抜粋してみますね。
- 赤司征十郎(黒子のバスケ)
- アレルヤ・ハプティズム(機動戦士ガンダムOO)
- 奴良リクオ(ぬらりひょんの孫)
- ライナー・ブラウン(進撃の巨人)
知っている方ならわかると思いますが、彼らに共通して当てはまるのは「落ち着いている人格」と「好戦的な人格」で人格が構成されている点です。
そしてこの人格は普段よく登場する「表の顔」と二重人格という特徴を押し込んだような「裏の顔」に分けられるし、前者が大人しく後者が好戦的であるケースが非常に多いです。
また、人格が切り替わっている際にもう片方の人格に意識があるのかどうかもキャラクターによって異なっています。
それではこのような二重人格を創作に活かすにはどうすればよいか考えていきましょう。
二重人格のキャラを創作で活かす
二重人格という設定で対比させたいという意図で前述したような「冷静さ」と「粗暴さ」の人格が登場しやすい傾向ではあるのですが、私はそうでない二重人格のキャラも面白いんじゃないかと思います。
例えば「武士のようなキャラで先陣を切る剣技が得意な人格」と「西洋の王のようなキャラで指揮が得意な人格」といった感じですね。どちらも冷静ですが人格の差は強調できているのではないでしょうか?
二重人格キャラは大抵最初はお互い対立していて物語を通じて協力するパターンがベタですが、最初から対立せずに戦況によって人格を使い分けることができればまた違った良さがでてきますよね。
それから「表」のキャラが冷静で「裏」のキャラが粗暴というのはあるあるですが、逆ならどうでしょう? 普段素行の悪い主人公がここぞという場面でインテリな裏の顔を見せる。アリじゃないですか?この逆のパターンって見たことがないですし、あっても少ないと思うので創作で二重人格を新鮮な設定として採用したい方におススメします。
二重人格をラブコメに
二重人格を恋愛に絡ませるとどんなストーリーが構成できるでしょうか。
やはり「片方の人格”に”恋をしている」か「片方の人格”が”恋をしている」という展開でしょうか。「どちらの人格も同じ人物に好意を抱いている」というのもいいかもしれませんね。
いずれにしても恋愛における二重人格設定は疑似的な三角関係にすることができます。
まとめ
今回は二重人格についてお話してきました。創作の世界では現実のように心理的なストレスが起因というケースが少ない気がしますね。あくまでバトルの描写を彩る一つのパーツであるということでしょう。突き詰めていけば必要以上にシリアスになってしまいますからね。
こちらは今回ご紹介した二重人格を考える上で参考になる作品です。ぜひご覧ください。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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