こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
あなたの瞳の色は何色ですか?
日本人と仮定するのならほとんどが黒や茶ですよね。
外国の方であれば青や緑でしょう。
どちらにせよ左右の瞳の色は同じはずです。
しかしこの広い世界には例外が存在します。
今回はその一つである「 オッドアイ」についてお話します。
特に神秘的なキャラクターを創作しようとしている人は必見です!!
人間にも動物にも存在するオッドアイとは
「オッドアイ」って聞いたことありますか?
創作分野で活動している方なら知っている可能性は高いですがそれ以外の人だと案外知らないこともありそうです。
おおよその意味としては
「左右の眼球の色が異なっている」
ということなんですよね。
「うっ……邪気眼か?」
違います。
では詳しく見ていきましょう。
オッドアイの意味
「オッドアイ」とはオッド+アイでできた言葉です。
eyesはそのまま「眼」ですよね。
oddは「片方の」「奇妙な」という意味です。
つまり「奇妙な眼」といった具合でしょうか。
日本語では「虹彩異色症」と呼ぶそうです。
先天性・後天性が存在し、病気の場合もありますが普通に健康な人もいるのでオッドアイ自体が病気というわけではないんですね。
オッドアイは猫にも存在する
そうなんです。
オッドアイを持っているのは人間だけではないんですね。
よく見かけるのは猫です。
黄色と青という組み合わせが多いそうです。
猫の他にはシベリアンハスキーでもよく確認されていますよね。
もちろんそれ以外にも色の組み合わせがありますが 二次元キャラのようにハッキリと色が異なっている場合もあれば僅かな色の違いしかないこともあります。
オッドアイになる確率とは?
日本人でオッドアイである確率は
「1万分の1」です。
こう聞いてどう感じましたか?
「やっぱり珍しいなあ」と感じた方もいれば「あれ?そんなに珍しく無くね?」と感じた方もいると思います。
1万人というと市町村であればほとんどがそれ以上の人口だと思います。
前述の通り左右の瞳の色の違いは人によって殆どわからない場合があるのでひょっとすれば身近な人がオッドアイの持ち主だったなんてこともあるかもしれません。
創作におけるオッドアイのキャラクター付け
創作でもオッドアイのキャラって一時期すごいたくさん生まれていた気がします。
オッドアイであることで
- 神秘的
- 不思議ちゃん(偽物のオッドアイ)
- 魔眼能力
などを演出することが手軽に出来ますからね。
前回取り上げた吸血鬼キャラにもオッドアイ設定のキャラが多いです。創作ネタ「吸血鬼」について
二次元には現実と違って奇抜な色合いの瞳を持てますからそれだけ色の掛け合わせでキャラクターの味を出すことができますよね。
ここで一つ創作のネタとして提案したいのは
「 近しい色合いのオッドアイ」です。
例えば「色の濃い青と色の薄い青」だったり「黒とこげ茶色」のような感じです。
確かに色合いの差が大きいオッドアイってすごく個性的でいいと思うんですが、いかんせん使い古されすぎてかえって没個性になっている気がするんですよね。
他の作者のオッドアイ系ヒロインとは差を付けないと注目されないと思うんですよね。
現実にあるようなオッドアイを採用することで作品にリアリティを出しながらそのキャラの特殊性がアピールできると思います。
恋愛におけるオッドアイキャラ
よく「変わった色合いのオッドアイにコンプレックスを抱くヒロイン」が主人公に
「君のその瞳……キレイだね(イケボ)」
と言われて落ちているヒロインとかよく見かけますよね。
これって瞳自体がキレイと言われて嬉しかったというよりコンプレックスを肯定してもらえて嬉しかったって解釈が多いと思います。
「オッドアイはコンプレックス」という設定。
キャラによっては眼帯で隠していたりしますよね。
「他人と異なっている」ことを端的に指し示すオッドアイはコンプレックスの表現に便利なのでしょうね。
オッドアイキャラに対して自然な反応をする
オッドアイのキャラへあえて眼のことを言及しないこともラブコメでは重要だったりします。
先ほどのオッドアイの特殊性を褒めて肯定するのではなく、そもそも特殊だと感じていないということです。
オッドアイのキャラがなぜ眼のことを言及しないのかと逆に聞いてきたときに
「眼の色が違うんだ。ふーん。そうなんだ」
ぐらいの反応をするキャラとか。
そう返答されたら信頼度が上がる場合があるんですよね。
つまり人間には自分を特別視して欲しいと考えてる人もいれば、逆に自分を特別視して欲しくないと考えている人もいるわけです。
オッドアイという特徴以外にもなんらかの他の人と違う面があるキャラに多い傾向ではないでしょうか。他人と違うことを意識され続けていた人生において他人と同じように接してくれるキャラに嬉しさを感じるのです。
以上よりオッドアイのキャラの境遇や考え方の違いによって眼について言及された時の反応を書き分けることが必要になります。
まとめ
このようにオッドアイを特殊、珍しいと感じるかどうかによってキャラクターの表現に違いがあることがよくわかっていただけたのではないでしょうか?
邪気眼や魔眼はまた別の機会に取り上げたいと考えています。
こちらは今回ご紹介したオッドアイを考える上で参考になる作品です。ぜひご覧ください。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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