こんにちは。『そうとめ』管理人ののるいつです。(@Soutome_ruitsu)
この記事を書いているのがハロウィンである10月31日なんですが日本でのハロウィンってどこか勘違いしてて毎年炎上を起こしていますよね。
そんなハロウィンですが本場の仮装大会などのイベントで見るのは海外のモンスターたちですよね。中でも狼男は人気のコスプレです。
では今回はこの「狼男」についてお話ししたいと思います。
人間ではない異種をテーマにしたい創作者の方は必見です!
狼男は英語でなんというか
ハロウィン本場のアメリカで狼男は「Were wolf(ウェアウルフ、ワーウルフ)」と呼ばれています。ゲームとかよくされる方だと聞いたことがあるかもしれないですね。
「そういえば狼男って女性はいないのか?」
と思われた方がいるでしょう。女性の狼男もいるんです。「狼男」と日本語で「男」と漢字が付けられているので紛らわしいですが海外では「Were wolf」でどちらの性別も指します。
日本語で呼称するときに紛らわしく感じるのであれば「人狼」と表現すればいいでしょう。昨今は「人狼ゲーム」などのブームもあって知名度は狼男に引けを取らないですしね。
狼男の伝承
狼男は今でこそ「満月の夜に狼に変身する男」というのが一般的な認識ですが元来は違っているんです。
見た目は普通の狼だったり体つきが大きかったりするんですが人間のように二足歩行したりはしないんです。あくまで人間の言葉を喋る狼なんですね。
ただ、創作に正しいも間違っているもないのでどちらを狼男と定義するかはあなた次第です。
それから以前紹介した吸血鬼のように狼男は教会に利用されていた歴史があるんです。教会の主義に反する者、異端者を狼男と定めて迫害されてきたようです。吸血鬼について なんと扱いだけでなく、身なりも獣のように毛皮をまとうことが義務付けられたそうな。
狼男の弱点
狼男の弱点は「銀でできた弾丸」だとされているんです。
この設定は古くからあったものではなくて映画から浸透したもののようです。
銀は抗菌作用がありますからそこから派生したのではないかというのか通説です。
この弱点についてもですが先ほど述べたように正解は無いので自分なりの設定を盛り込んでいってくださいね。
狼男を映画などにある設定を踏まえて創作に活かす
それでは狼男を創作にどう活用すればよいか考えていきましょう。
まずは狼男になるきっかけですよね。これも映画作品などにおいて多種多様です。例えば吸血鬼のように狼男に噛まれて狼男になってしまったり、動物実験として狼男になったりですね。
私が考え付いた狼男になるきっかけですが「狼の肉を食べて感染する」という設定です。「サバイバルをしている世界で狩って食べた」でもいいですし、「どこかの怪しい精肉業者が普通の肉を偽って狼の肉を混入させていた!」というのもいいと思います。狼肉ってどんな味がするんでしょうね……
狼男の容姿を考える
次に狼男の姿を考察しましょう。
狼男の伝承のところでもお話した通り彼らの姿は物語によって様々です。
- 100%狼……古典的な伝承に一番近い姿です。「狼男」という感じはしないんですが喋る動物というのは一定の人気があります。
- 50%狼……これが恐らく一番「狼男」らしい姿です。手足が毛でおおわれていたり、顔だけ狼になっていたり。基本二足歩行で走るときは四足歩行になります。
- 狼はおまけ(擬人化)……イケメンとか美少女感を出すときはこれでしょう。せいぜい耳を狼にするぐらいでしょう。あとはしっぽですね。この二点を抑えれば最低限の狼っぽさは演出できるでしょう。
こんな感じに大きく分けて3通りですね。この手の話題では毎回言っている気がしますがハイブリッドでもいいですね。「戦闘時は100%狼で普段は耳だけ狼」みたいな。
あとは「オッドアイ」を採用しても良さそうです。現実でもオッドアイを持ったハスキーとかいるので。片方の色や形を狼っぽくして、もう片方を人間の目にするとかどうでしょうか。オッドアイの特徴ついて
狼男のバトル描写
次に狼男が戦う際の描写について考えていきましょう。
あまり武器を持って戦うイメージって無いですよね。やはり鋭い爪と牙で戦うというのがセオリーなんでしょうか。
あとは「咆哮」ですかね。狼は遠吠えをしますからその特性を踏まえています。攻撃方法としては単純に威嚇で使ったり爆音でダメージが入るとかですね。それから仲間を呼んで数で攻めたりも考えられます。
「教会から異端者としての烙印であった狼男」という史実を逆手にとって 聖職者に対しては普通の人間以上のダメージが付与されるという設定はいかがでしょうか。聖職者側も狼男の弱点である銀の弾丸を用いると接戦に持ち込めます。
狼男を恋愛物に
最後に恋愛創作への狼男の活用の仕方を考えていきましょう。
やはり「ヒロインが恋していた男が満月の夜に狼男となってしまったところを見られて~」から始まるすったもんだがベタですよね。
ここで私が提案したいのは「狼男が満月の夜だけ人間に戻れる」という設定です。つまり従来の設定の逆です。その人間の状態になった時だけヒロインに会いに行けるのです。満月というのは約30日周期で訪れるので1か月に1回しか会えないわけです。織姫と彦星レベルではないですが会える日が限られている設定です。
もちろんヒロインが狼でもいいでしょう。
いずれにせよ種族の違いを知った後にお互いの歩み寄りによる理解が必要ですね。
まとめ
今回は狼男についてお話してきました。アメリカではなぜか吸血鬼と戦っていたりする映画がありますし気になった方は調べてみてください。狼男の映画は思った以上に種類ありますよ。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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