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主人公はイケメンとブサイクではどちらが人気?読者との関係性とは

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こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)Twitterでは独自の創作ネタを発信しておりますのでフォローお願いします。

 

創作に登場する主人公の容姿は、あらかじめしっかりと考えておく必要があります。

今回は「主人公の顔の良し悪し」についてお話したいと思います。

読者に人気の主人公の容姿は優れている方が良いのかどうか知りたい方は必見です!

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アニメや小説で人気の主人公はイケメンか?ブサイクか?

主人公の容姿はザックリわけて「イケメン」「標準」「ブサイク」になります。

どの主人公もアニメや小説で登場するものであり、それぞれを採用する利点欠点が存在します。

それぞれがどのような特徴をもっているのかについて解説していきます。

イケメン主人公

設定上イケメンとされる主人公は意外にも少なめです。

その中では「実はイケメン」や「~をしなければイケメン」といったように限定的なイケメン設定も多く、問答無用でイケメンである主人公は本当に一握りです。

キャラクターとしての人気は後述の主人公たちより平均的に高いと感じます。

 

主人公がイケメンであることの最大の利点とは単純に「見ていて目の保養になる」ことです。

特にこれといった特徴がなくとも「顔がいい」とプラスの感想を与えることができます。

これは小説の時点では挿絵が無い限りは効力がありませんが、絵がついたりアニメとなると破壊力が高いのです。

あとは「モテることに説得力が増す」ことでしょう。

創作の主人公がよくモテる場合でも、イケメンだと「そらそうだよな」と至極当然のこととして受け入れることができます。

 

逆に欠点とは「作中で動かしにくい」という点です。

これはイケメン主人公が少ない理由の一つとしても考えられるものです。

顔の良い人間なりに苦労することはあると思いますが、手に入れられる物の方が多いでしょう。

なので苦労したり問題解決にために努力するシーンが描きづらくなります。

そうなると読者は今一つ主人公に愛着が湧きづらくなるでしょう。

[関連記事]漫画やアニメでの王子様キャラのイメージは?どんなイケメンがいる?

標準顔主人公

特にこれと言って顔についての説明が無ければ、それは標準顔の主人公と言えるでしょう。

創作に登場する主人公の中で一番多いのは間違いなくこの標準顔主人公ですね。

 

標準顔主人公を採用する利点は「読者の好き嫌いの影響を受けづらい」ことです。

イケメン主人公やブサイク主人公は、それぞれ苦手に感じる読者がいます。

一方、標準顔主人公に関しては特別嫌われているわけでもなければ、好かれているわけでもありません。

主人公の容姿に関して、特に物語に影響することが無いのであれば、標準顔にしておくのが無難であると言えるでしょう。

 

反対に欠点は「没個性になりやすい」点です。

平凡で特徴の無い顔をしていると他の作品の主人公と区別がつきにくく、読者の印象に残りづらい存在になりやすいです。

黒髪黒目、長いのか短いのかよくわからない髪型、中肉中背だと本当に見分けがつきません。

解決策としては標準顔であろうと特徴があれば良いのです。

標準顔の髪が赤かろうと目が青色であろうとイケメンにもブサイクにもならないでしょうから。創作の世界に限ってですが。

[関連記事]平凡主人公が多いのは何故か?弱いキャラがどうしてウケるのかを解説

ブサイク主人公

ブサイクな顔をした主人公は、上記二つの主人公よりかなり少ないです。

ブサイク」とされていても、実際に姿を見るとそこまでブサイクというわけではなく、目つきが悪いだけであったり顔色が悪いだけだったりすることもあります。

 

ブサイク主人公の利点は「マイナスからのスタートを描ける」というものです。

顔が醜いとそれだけで大きなディスアドバンテージになります。

イケメンや並の人間にとって当たり前の待遇が受けられなかったり、思わぬところで顔の悪さが影響して不利益を被ることがあるのです。

故にこのドン底から這い上がる主人公はとても見ごたえがあり、面白味のあるキャラクターとなります。

 

その反面、欠点は「読者を選びすぎる」というものです。

顔面の悪さを忘れさせるようなキャラクターの良さがしっかりと伝わるまでに、読者が主人公のブサイクさに嫌気がさすことがあります。

周りに綺麗なキャラクターが多いと「主人公が汚くていらない」なんて言われることもあるかもしれません。

それにデフォルメされていない現実にいそうなブサイクさであると更に厳しいでしょう。

いかに早い段階で読者に主人公の良さを伝えられるかが勝負のカギになります。

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主人公の容姿は読者の容姿と関係するのか?

主人公の容姿を決定する際の判断材料の一つとして「読者の容姿を反映する」ことが挙げられます。

これは読者が自身の容姿に近い主人公に感情移入や自己投影をしやすくするためと考えられますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

主人公の容姿と読者の容姿についての個人的見解

最初に結論から申し上げますと、主人公の容姿を読者の容姿に近づける必要性は無いと思います。

 

確かに容姿が自身に近くないと感情移入や自己投影できない人はいるでしょうが、逆に主人公の容姿が現実での自分を想起させるような姿だと好きになれない人もいるのです。

これは創作に現実性をどれだけ求めているかの違いです。

加えて主人公を読者の容姿を想定したとして、例えばブサイクとしても太っているのと痩せているのでは全然違いますし、イケメンとしても王子様のような風貌かムキムキの格闘家風なのかで変わってきてしまいます。標準顔も同じです。

つまり想定できているようで、できていないんです。

なので主人公の容姿を読者の容姿に近づけるのは無意味だと私は結論づけています。

あくまでも私個人の見解ですので悪しからず。

 

どの主人公タイプでも言える重要点は、顔の良し悪しをしっかりとストーリーに反映させることです。

ただ設定としてあるだけで形骸化してしまうのはもったいないです。

顔の良し悪しのせいで損したことや得をしたことなどを描写して、はじめて設定が意味を成すのです。

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さいごに

今回は「主人公の顔の良し悪し」についてお話してきました。

主人公の容姿の設定を考える際には、モブの容姿との差をしっかりと描写していきたいですね。

比較対象があってこそのイケメンやブサイクであり、同じだからこその標準顔ですから。

 

それではまた次回お会いしましょう。

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