こんにちは。『そうとめ』管理人のるいつです。(@Soutome_ruitsu)
あなたは幽霊って信じていますか?私は半信半疑ですが、いてほしいという願望はあります。
一般的に幽霊って聞くと怖いイメージがつきものですよね。驚かせるぐらいならまだ可愛い方ですが、なんらか人間に対して悪影響を及ぼそうとしているならたまったもんじゃないですよね。
そんな中で今回取り上げるのは「守護霊」です。
ホラー系創作以外でも霊という概念を取り入れたい方は必見です!
守護霊は何を伝えようとしているのか
この守護霊は名前からしてわかるように我々を守護してくれる霊なんです。日本に限らず海外では「Guardian ghost」として同じような役割を担っている霊が存在します。以前紹介した「付喪神」も守護霊に該当する場合があります。物に宿る付喪神について
守護といってもその方法は様々です。悪い影響を察知して知らせてくれたり、悪影響から憑いている対象をかばってくれたりするんですね。心霊写真なんかで取り上げられるのは将来的に悪い影響が降りかかるであろう体の部位を消したりして異変を知らせてくれているケースです。
もしかしたらあなたも知らず知らずのうちに守られているかもしれないですね。
守護霊の種類
守護霊となるのは憑かれた人物と生前ゆかりのあった人の場合が多いです。家族だったり親戚だったりとても親しくしてくれた人ですね。あとは訪れたことのある土地の地母神ですね。
全然関係のない守護霊が憑いてくれることもあるようです。幽霊的には
「あいつ危なっかしくて見てられねぇ!!」
って感じなんですかね。幽霊にも世話焼きがいるんでしょう。
そのカタチは人間の姿だけではなくて動物の姿をしていることもあるそうな。これはアイヌ文化のカムイとも似ていますね。以前紹介したカムイの登場するアイヌ文化について
守護霊が見える人
守護霊に限らず霊が見える人っていますよね。私は見えないですし周りにも見える人間がいないのでそういう人が身近にいれば相当レアですよ。
ただその見え方というのもそれぞれらしいです。はっきりと認識できる人もいれば、ぼんやりとエネルギーが動いてるのがわかるかわからないかぐらいの人まで。
生まれ持った霊感に左右されるようですが、純粋な人ほど見えるようですね。あとは敏感なことですね。日常の些細な出来事が実は超常現象であるかもしれないのですから。
守護霊と話せる人物など創作で役立てる設定
それでは守護霊はどう創作に活用できるのか考えていきましょう。
まずは見えないと話にならないですから見える設定にしましょう。
……と言いたいところですが守護霊が全然気づいてもらえないのも、すれ違いだらけのギャグ創作で活用できそうですね。
あと守護霊と憑かれている人を相棒にするのか険悪な仲にするかも重要です。
相棒だと小動物系にして肩に乗せるとか背中にくっついてるとかだとかわいらしいです。
仲の悪い設定だと、守護霊という設定自体好き好んで憑いてるわけですから守護霊→人への嫌悪はないでしょう。描写するとしたらその逆ですね。人が守護霊を鬱陶しく感じているということです。そこからストーリーを進めてお互い打ち解ける展開に持ち込みたいですね。
守護霊のバトルとは
それでは次にバトル描写について考えていきましょう。
守護霊がバトルって変な感じがしますよね。前述したように悪い気とかを知らせてくれたり身を挺して守ってくれるのであって
「オラぁ!行くぞォ!悪霊ども!!!!」
なんて大声出して武器振り回すようなガラじゃないですからね。
そういうアグレッシブな守護霊もいいっちゃいいんですが、やっぱりサポート系ですかね。
「悪いことを予感する特性」を利用して、憑いている人に対する攻撃を予見して知らせるという戦法。「上からくるよ」「下からくるよ」なんて感じです。
それから「身を挺して守る」というところから自分の分身をぶつけるというのはどうでしょうか。本体がぶつかったら消えちゃいますからね。
守護霊との恋愛
守護霊との恋愛も考えていきましょう。
ここで一つ考えなきゃいけないのは「幽霊は触れることができるか否か」です。
触れることができない設定の場合どれだけお互いに惹かれあっても手も握れないのですから悲しいですよね。だからこそ良いと思うこともできるんですがね。
触れることができるのなら生者と死者の壁を超えることが必要です。ファンタジーっぽさを出していいのなら守護霊を生き返らせて第二の人生を歩んで結ばれる展開とか。
まとめ
今回は守護霊についてお話してきました。守護霊の成り立ちの一つとして「いつどんな時、誰に見られていても恥ずかしくないように振舞いなさい」という教えからというのもあるそうです。普通に生きていれば守護霊の一人や二人憑いてくれるでしょう!憑いて欲しいかどうかは別として……
こちらは今回ご紹介した守護霊を考える上で参考になる作品です。ぜひご覧ください。
それではまた次回お会いしましょう。
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ちょっとしたネタが貴方の大きな創作に繋がりますように。
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